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2015年6月10日   関東オークス (川崎競馬)  

川崎競馬   第11レース   ダートでもアルビアーノに超一流の可能性
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

kawasaki04.jpg【中央所属馬の評価】
アルビアーノはJRAで芝4戦3勝2着1回。G3のフラワーカップに勝ち、2着はG1のNHKマイルカップと、パーフェクトな成績。芝の一線級が出走することは珍しいが、この馬は父がエスメラルディーナを輩出しているハーランズホリディなら、ダートはこなせる…以上の成績が期待できる。スピードの違いで逃げ切り可能。
 
ホワイトフーガはJRAダート5戦3勝(他に芝1戦着外)。前走はダートの“出世レース”端午ステークスで上がり36秒7の末脚で完勝。父クロフネの産駒は関東オークスホワイトメロディー、ユキチャンで2勝しているオークス血統。距離延長は掛かる危険性あるが、折り合えばこなせる。
 
ポムフィリアはダート4戦2勝(他に芝1戦着外)。前走の兵庫チャンピオンシップは勝ち馬は別格にしても、初距離をこなしてのJpn2で3着なら収穫大だろう。鞍上は意外にもこのレース未勝利の戸崎圭太騎手。
 
スキースクールはJRAダート4戦2勝(他に芝2戦0勝)。勝った2戦はいずれも鮮やかな差し切り勝ちだが、1400m以上は未知の距離。距離延長で折り合いにも不安が残る。そもそも血統的に2100mは長いだろう。

【地方所属馬の評価】
園田のトーコーヴィーナスは通算【10-2-0-1】。唯一の着外は4コーナーで不利を受けた兵庫ジュニアグランプリで、地方馬同士でもインディウムとララベル以外には負けていない。時計の比較からポムフィリアあたりとは差はないだろう。
 
船橋ジェットシティの前走東京プリンセス賞は、馬群を捌くのに苦労した。ホッカイドウ競馬での実績も含めスピードよりはパワー型の印象で、ゴール際の渋太さが身上。2100mなら更に上積みが期待できる。
 
大井のサブノハッピーは4戦3勝。いずれも完璧な差し切り勝ちで、瞬発力に見どころある。アジュディケーティング×カコイーシーズという南関東では定評ある血統で、距離延長は望むところだろう。一角崩しの期待。
 
浦和のトーセンマリオンはJRA1勝の後、南関東転入。牝馬クラシック目標の南関移籍だが、世代上位からはスピード、パワーともにひと息足りない印象。距離延長で恵まれれば。
 
水沢のホレミンサイヤは岩手、東海で【6-0-2-0】だが、タイム的にも南関東なら3歳条件級レベルの域を出ない。逃げがベストもここはスピードの違う馬がいるだけに厳しいか。
 
船橋のスターオブハピネスの前走は豪快な差し切り勝ちだったが、いきなりのダートグレード競走挑戦はハードルが高いだろう。
 
浦和のヴィグシュテラウスは12戦3勝で、挙げた3勝はいずれも好タイムだった。ただ、もまれ弱く、快勝か大敗と落差が大きい。ここもすんなりは望めそうもない。
 
川崎のユメハオオキクは北海道、笠松で2勝しているが、南関東転入後は未勝利。400キロ前後と小柄な面も、500キロ台のJRA勢がいるダートグレード競走ではマイナス材料だ。
 
高知のプリンセスボーラーは戦歴から大崩れもなく完成度は高そうだが、反面既に24戦しており上り目が期待しづらい。前走もトーコーヴィーナスに完敗だけに…。

【解説者の予想】
 注目はNHKマイルカップ2着のアルビアーノ。今回初ダートで、普通このタイプは好走出来ないことが多いが、芝・ダートいずれでも超一流の可能性あり。ここで器の違いを見せつけてくれるだろう。
 計算できるのはダート路線で既に3勝しているホワイトフーガで、うまく折り合いが付けば逆転の目もある。ポムフィリアスキースクールも圏内だがいずれも血統的には短距離向きのスピード馬。
 地方勢ならトーコーヴィーナスジェットシティに一角崩しの期待。

◎アルビアーノ
○ホワイトフーガ
▲トーコーヴィーナス
△ポムフィリア
△ジェットシティ
△スキースクール
△サブノハッピー

 

おすすめ買い目

馬単 5→12 12→5 5→6 6→5 5→8 8→5 12→6 6→12 5→3 5→2

 

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