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2015年5月27日   馬瀬川特別 (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   地元馬の食い込みが高配当のカギ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

kasamatu13.jpg 交流戦は中央馬優勢、こと1800mは2年近く独占状態である。能力的にもトーセンセラヴィブラックカイトは抜けているし、マーティンゴールドもここに向けて乗り込みは入念だ。が、それでは面白くないし、そういう実力上位の馬があっさり負けたりするのも交流戦。地元馬トミシノドラゴンパープルタイヨーエーシンイグアスらをうまく絡めて妙味を狙いたい。

 トミシノドラゴンは今回の休み明けも2走目で一変してみせた。叩き良化型なので上積みはまだ見込んでいいはず。交流戦は昨年1月の6着以来だが、手替わりなどで新味を求めてみるのも悪くない。「もともと使いつつのタイプで、少しずつ状態は良くなっている。相手は強くなるけど距離は悪くないし、何とか頑張ってほしいもの」。

 トーセンセラヴィはその戦歴からすると潜在能力はこのクラスの馬のものではなさそう。交流戦に矛先を向けてきたということは勝ちに来た!? 「放牧でひと息入れたが、いい状態にある。前走は出負けして無理に脚を使ったのがこたえた感じ。スムーズなら巻き返すよ」。

 ブラックカイトは3歳時は芝の重賞に挑戦歴あり。長期休養明け、転厩、初ダートなど課題は多いが、素質でクリアなんてことがあるかも。「転厩初戦で比較はできませんが、帰厩して日が浅いですし、1年以上休んでいますからね。今のところ脚元は大丈夫ですが、精神面でパニックになりやすく、当日の落ち着きも鍵になりそうです」。

 マーティンゴールドは当地C級を4戦4勝で中央に復帰し、直後の交流戦は1秒2差5着。経験を積んだ今回はもちろんそれ以上を目指す。「休養前より動きは良化している。笠松で4連勝している馬だし、モマれず集中して走れれば」。

 パープルタイヨーは鋭さ、速さという点ではまだまだだが、一応の進境は見せている。前走も地方馬では最先着。この距離でさらにしぶとさを発揮したい。「だいぶ良くなってきたが、この年だし大きく変わることはない。まあバテる馬じゃないからゆったり運べる距離の方がいいのでは」。

 エーシンイグアスは3走前は発馬に敗因を求めるが、前走は相手関係? ただ、この距離の方が競馬はしやすいだろう。見限れない。「仕上がりは悪くないが、現級では頭打ちだからね。ゲートがひと息なので距離は歓迎だが、ここでガラリ一変があるとは思えないねえ」。
 

おすすめ買い目

馬単 2→7 7→2 2→5 5→2 7→5 5→7 2→10 7→10 5→10

 

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