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2015年5月27日   丹波茶特別B1 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   ブーツインジューンが今度こそ決める
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

sonoda06.jpg 本日のメインレースは上位混戦のメンバー構成。そのなか、安定した成績のブーツインジューンを筆頭推奨する。前走でこのクラスで通用することを証明。今度は決める。相手候補は終いは確実に伸びてくるキセキノチャンスと2走連続で2着で今度こそ決めたいスケルツァンドの2頭。他には能力は上位のカクテルハットや自在に立ち回るニイハオジュウクンなどが怖い存在。

ブーツインジューンは休み明け後2戦して1、2着と相変わらず安定して走っている。前走は昇級戦だったがスンナリと2番手に取り付き2着だった。勝った馬が強い内容のレースを見せたが、この馬もこのクラスでも十分通用することを証明するレースだった。この中間も雰囲気は良く順調。以前は真面目さに欠ける感じの走りを見せる場面もあり、時に大きく崩れていたが、最近はそういう面も見せていない。内枠で揉まれると脆さが出てくる可能性もあるが、スンナリと先行すれば問題はないだろう。抜けた強い馬がいない今回は最大のチャンス。

キセキノチャンスは転入後まだ未勝利ではあるが、シッカリとした末脚を繰り出して確実に寄ってくる。前走は6着だったが馬場や展開が向かなかったことと、3コーナーで少し前が詰まっていたが上がり最速の末脚で最後まで詰めてきていた。今回は良馬場でレースができそうなので前進は可能。あとは差しが届くような流れになれば一気の差し切りで移籍後初勝利も十分あり得る。

スケルツァンドはこのクラスに昇級後5、2、2着と安定して走っている。前走は直線で抜け出すところで少し頭が高くなり、フワッとする感じが出たところで勝ち馬に差されてしまい2着になってしまった。中間の追い切り時計も上々で一連の状態はキープしている模様。今回は最内枠に入ったが、気にするような馬ではない印象なので、うまく馬群を捌ければ大きく崩れることはないだろう。

カクテルハットは前走は1番人気に支持されたがシンガリ負けを喫してしまった。理由は1コーナーあたりから気難しい面が出てしまったことと、4角手前で他馬に挟まれる不利があったこと。能力はこのクラスを勝てるくらい高いものを持っているが、5走前にも2コーナー手前でバカついてしまい大きく後退してしまったことがある馬なのでアテにしづらい。押さえまでが精一杯の評価。

ニイハオジュウクンは転入後7、4、4着で勝ち馬との着差は1秒1、1秒1、0秒9と着順や着差を1走毎に詰めている。前走は勝ち馬が強かったが、2着馬のブーツインジューンとは0秒3差とさほど負けてはいなかった。好位から中団まで自在に立ち回れることもこの馬の強み。あと一歩甘い感じは否めないが、うまく流れに乗れれば面白い存在になりそう。
 

おすすめ買い目

馬単 2→7 7→2 2→1 1→2 2→8 2→10

 

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