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2015年5月25日 A・G・I競走・特別 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第9レース 地元馬の意地 ヤマニンデリシュー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
金沢から格上トウショウプライドがやってきたが、笠松B級筆頭ヤマニンデリシューに地元馬の意地を見せてもらいたい。連闘で臨む名古屋アルマベルヴァが不気味。流れ次第でエスケイティアラの粘り込みは十分だし、サマーデライトも丸野騎手を配して虎視眈々。あと可能性としては好馬体ミツアキダイチャンに求めたいが、これ以下は少し差がありそう。
ヤマニンデリシューはひと息入った3走前こそ敗れたが、すかさず軌道を修正。当初のすごみは薄れてきたが、きっちり勝っているのならまだ追う手だ。「好調時のうなるような感じはないが、動きは及第点。ここ目標に仕上がりは順調だよ。この条件になると簡単には勝てなくなったが、地元馬の意地を見せたいところだね」。
トウショウプライドは今季の冬期遠征で名古屋のAー2勝ち。時計が速かったし、勝ちっぷりも印象的だった。笠松のB級なら好勝負必至。「前走後はここを目標に調整してきたし、しっかり追い切って好タイムを出している。まあ体調面に関しては順調といえるよ。相手関係は分からないけど、自分の競馬ができればそこそこの競馬ができるのでは」。
アルマベルヴァは勝ち馬とは距離適性の差。800mでもいい脚を使って力上位のところを示した。直後の1600mはどうかだが、力は通用。「前走は力で格好をつけたが、出負けしたし距離の適性の差が出た感じだね。状態に変わりはないから、ここは巻き返したいもの」。
エスケイティアラは徐々に本領を発揮してきた感じ。さすがは500万交流2勝で1000万条件だっただけはある。この顔ぶれに入っても上位の存在。「前走もほぼ勝ちに等しい内容だったし、体調そのものはいいと思う。戦歴からいっても力負けするメンバーじゃないし、互角以上のレースを期待したいね」。
サマーデライトは短距離志向のあった馬だが、折り合いに進境を見せ距離にもすっかり順応。特別でも2着あり。この距離ならそれ以上も。「良化の一途。それに見合った動きを見せているし、馬の状態は前走以上だよ。今回は手替わりで臨むが、折り合い面に進境を見せている今ならいい勝負になるのでは」。
ミツアキダイチャンは勝ち切れないレースもしばしばだが、崩れることも少ないタイプ。距離延長で競馬がしやすくなれば特別でも。「堅実な脚が使えているし、状態は安定している。この条件になるとそう甘くはないだろうが、この馬なりに動けそうだよ」。
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