Odds Park 競馬

好調馬の揃った４日のＢ２特別戦。今回のレースには、その当時の２、３着馬が揃って出走してきたことで、再戦ムードが色濃くなっている。本命ビバユニヴェールは当時の３着馬、対抗リストワールが当時の２着馬と先着は後者なのだが、４日の一戦は逃げたリストワールと２番手の勝ち馬が前半から極端にペースを落としたことで差し馬にはかなり苦しい展開に。直線ソラを使う面のあるため、仕掛けのタイミングを敢えて遅らせていたビバユニヴェールは、結果そのペースに巻き込まれ直線詰め切れないままだった。ただ、当時の時計差は０秒２差、今回は外枠が引けたことでライバルを内に見ながら仕掛けて行けそうな上、出脚の遅さもカバーできそう。枠を生かせれば逆転可能だろう。他では、折り合い面が良化してきたメイショウチヨ、距離短縮でマルモグリフィス、安定した末脚を見せるハナズハント。穴では、今回からチークピーシーズ装着のタガノバベル。

ビバユニヴェール…近走は直線でソラを使う面が強く出ており、その影響で詰めの甘い結果となっている。ただ、２、３走前と絶好の手応えで１度先頭に立つところまでは行けており、その走りを見ても能力は間違いなく現級上位レベルに感じる。ここも抜け出しのタイミングひとつ、そこさえうまくハマれば。

リストワール…前走、絶好の展開に持ち込みながらゴール前で捕まってしまった点は気になるが、元々前々でしぶとさを生かしてこそのタイプ。超スローペースの上がり勝負に持ち込んだことが却って裏目に出てしまったようにも感じられた。今回も単騎逃げ濃厚。うまくペースを作って行ければ。

メイショウチヨ…以前は道中で折り合いを欠く場面が多々見られていたが、最近はマシに。成長面もあるかもしれないが、昇級で流れが速くなっていることが、却って競馬をしやすくさせているように感じる。今回もＢ２昇級戦だが、引き続き注意したい。

マルモグリフィス…元々スパッと切れる脚が使えない同馬。それだけに前走みたいな上がり勝負の１７００ｍ戦では厳しかった印象。今回は鞍上も木村Ｊへスイッチ。前半の位置取り次第では前進できそうだ。

ハナズハント…展開に左右されやすい面は残すが、近走は常にメンバー最速の上がりをマークしており、前走でも脚は余していたが、道中大外回りながらジワジワ詰めてきていた。展開さえハマれば。

タガノバベル…最近はレースで集中力を欠くことが多くなってきているが、追い切り自体は今回も好時計マーク。陣営の話では、今回はチークピーシーズ着用で臨むとのこと。これで真面目さが出れば。