Odds Park 競馬

　アップアンカー、エーシンシャラク、クリスタルボーイ、ドリームバスケット、タッチデュールと重賞や東海クラウン勝ちの面々がそろったが、不安な部分もちらほら。一番無難なのはアップアンカーだが、これとならマルカリードとも差はないか。妙味を求めてこちらから入ってみるのも悪くない。

　マルカリードは着実に力をつけ、今では東海クラウンで好勝負するまでに。体調の波が少なく、展開不問なのがいい。この相手でも楽しみ。「また寸前で取りこぼしてしまったし、何とも歯がゆい。まあ調子を落としているわけではないし、久々の1400ｍに戸惑いがなければ」。

　アップアンカーは適距離を超えた1900ｍで勝っており笠松コースはすでにクリア。この相手でも1400ｍなら自信を持って戦える。「それほど攻め駆けはしない方だし1000ｍ標識から追ったので時計はこんなものだよ。１週前に１本追ってあるし、しっかり乗り込んできたからね。いい状態で臨めそうだ」。

　エーシンシャラクは東海桜花賞では強敵相手にくっついて行ったし、地元では３走前をご覧の通り。距離短縮と東海クラウンで変身期待。「前２走の負けは相手関係に尽きるし、一連の出来にはあるよ。距離短縮もこの馬にはプラスだし、地元でこのメンバーなら面白いのでは」。

　クリスタルボーイはサマーＣ勝ちにくろゆり賞２着、オッズパークＧＰ３着と実績は断然。久々でも笠松ＧＰでハナ切る速さはやはり注目。「休養明けになりますが、量は足りていると思います。ただ、毛づやは良化の余地を残していますし、まだ仕上がり途上の感は否めません。一度叩けば、という感じですかね」。

　ドリームバスケットは負けるときはあんなもの。集中力という点では短い方がいいのかも。ひと息入れて好仕上がり。脚力的には勝ち負け。「リフレッシュ効果で本来の動きを取り戻しているし、悔いのない仕上げ。もう少し距離はあった方がいいが、接戦には持ち込むよ」。

　タッチデュールは着順が振るわないのは相手関係。地元で走ればそれなりに結果を出してくれる馬だ。やや距離不足だが、流れは向くかも。「中１週の競馬でもビシッとやれたし、やけに雰囲気がいいんだ。やっとらしさが戻ってきたし、この顔ぶれならチャンスは十分」。