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2015年5月12日   のじぎく賞  (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   トーコーヴィーナスここは負けられぬ!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 伊藤 孝平

sonoda08.jpgトーコーヴィーナスはデビューから兵庫県の現3歳世代をリードしてきた逸材で、今年は他場遠征でも上々の結果を出して地方トップクラスの地位まで上り詰めた。4走振りの地元戦で成長の証を示すだろう。相手は兵庫県転入後3連勝と勢いに乗っているジョウショーエガオが筆頭。道悪の短距離戦で好タイム勝利のドラマクイーンも折り合えれば。以下も流れ次第で上位争い可能だろう。

トーコーヴィーナス…デビューから3度負けているが、その総てにシッカリと理由がある。2歳時の交流重賞は距離が短かかったうえにオーバーペース、ジュニアカップは強引な競馬をしてしまい勝ち馬に足元をすくわれ、2走前は初の長距離輸送に加えて初の左回り…総てに負けた理由がハッキリしているし負けて強しの好内容。一走毎に学習しており心身ともに順調に成長中、中間の動きも問題なくここは数段上の力を見せつける公算大。

ジョウショーエガオ…JRA在籍時は入着を果たしておりダート短距離戦での3着は好内容。その実績通り兵庫県転入後はスピードを生かして圧巻の3連勝と能力を存分に発揮中。距離延長は気掛かりもコーナーワークが上手いし問題なくこなせるだろう。追い切りは長めを好時計で動けておりデキは現状でピークとも言える。トーコーヴィーナスに一泡吹かせれるとすればこの馬か。

ドラマクイーン…前走は道悪で内有利な馬場状態のなか最内枠を最大限に生かして先手を取って圧勝。確かに流れや条件が最大限向いた感は大いにあるが、それでもレコードから1秒差の勝ち時計は素晴らしいのひと言。前走後もシッカリと乗り込めており追い切りの動きも軽快そのものと反動も心配なし。一気の距離延長は不安だが速力ならヒケを取らない。

プリンセスボーラー…前走の佐賀ル・プランタン賞では勝ち馬を捕らえきれずも3着以下には大差をつけた。自在性があり流れに左右されない安定感が武器と言えよう。ただ、前走の勝ち馬がトーコーヴィーナスに大敗しているし、自身も2走前の平凡な内容からここでの勝ち負けまでは厳しいだろう。

×ハッピーリーベ…スンナリ逃げるか揉まれない位置取りだと力を発揮するタイプのようで、4走前や前走の勝ち時計も悪くない。久々の右回りも門別や大井で問題なく走れており特に問題ないだろう。ただ、中枠なうえに内と外に速い馬が存在しており眺めは良くなく、位置取りが焦点となりそうだ。

×ラスメドゥラス…前走は久々の1400メートル戦と最内枠で被せられて怯んだ影響か、スタート後は内に逸走しかけてしまい度外視。馬体には影響なさそうで追い切りの動きも特に問題なし。慣れた1700メートル戦での中団からジックリ構える競馬なら巻き返しがあって良い。

おすすめ買い目

馬単 12→3 12→5 12→2 12→4 12→7

 

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