Odds Park 競馬

この顔ぶれなら前走勝ちの３頭に注目だろう。ヤマニンサッチェルは好感触だし、ミッキールドラも笠松では２戦２勝と底を見せていないだけに不気味だが、印的に最上位はプレジャーリーフ。前で運べるし、走りながら力をつけている感じがいい。賞金順の馬では岡部騎手に乗り替わったデトロイトクイーンのマクリに注意。メイライト、コスモアンカーは押さえまで。

プレジャーリーフは逃げ差しどんな競馬でもできるのが魅力。レースぶりから距離はこなせていいし、１組といってもこの顔ぶれだ。上位争いは十分可能とみた。「前走で仕上がっていたので大きな上積みはないが、馬の状態は今回の方がいいね。距離は何ともいえないが、臨機応変なレース運びで」。

ヤマニンサッチェルは巧みなレース運びで平場では常に勝ち負け。特別では掲示板前後も、ブランク前は同条件勝ちあり。この顔ぶれなら当然有力の一頭となる。「前走は恵まれた条件だったが、勝ちっぷりを見てもほぼベスト。極端にゴチャつかなければ距離には対応できる馬だし、楽しみだね」。

ミッキールドラはゲートの出はひと息だが、二の脚の速さで前へ行ける。名古屋戦は距離というより相手関係だろう。1800ｍでも注目。「ハナにこだわらなくても競馬はできるが、距離は割り引きになりそうだね。地元の特別なら２走前のようなことはないと思うが、果たして」。

デトロイトクイーンは２組で動けなかった前走だが、そういうこともある馬だ。1800ｍ２走ではマクり切れていないが、悪くはないはず。「前走は抜けたのがいたし、展開に泣いただけ。上位に来るには差しが利く馬場でないとね。バテない面を長い距離で生かせれば」。

メイライトは逃げ切るまでには至らぬが、バタッと止まりもせぬだけに見限れない。この距離この頭数で流れが落ち着くようなら残り目があっても。「前走がタルかったのでかなり鍛え込んだし、上々の仕上がり。まあ２走前がつついっぱいの競馬だったし同型がそろったぶんどうか」。

コスモアンカーはもうひと押し欠くが、いつもそこそこ来ているだけに侮れない。距離は相対的に有利に作用するはずだ。「この日程ではさすがに現状維持が精いっぱい。結構メンバーもそろっているし、ロスなく走ってどこまでやれるかだね」。