おすすめ注目レース

2015年5月 8日   大山桜特別 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   実が入ってきたイワクラギンガ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

nagoya02.jpg 05年のかきつばた記念を勝ったヨシノイチバンボシの半妹で、差す競馬がすっかり板に付き、馬体増にも充実ぶりがうかがえるイワクラギンガ。やや甘さを見せるゴールドピューマ、ひと押し欠くブレーヴスキー、疲れが見られるというシンゼンユメノスケが相手なら勝機十分だ。ナムラユキヒメトーホウボンバーは押さえまで。

 イワクラギンガは持ち時計更新の好走に充実ぶりがうかがえる。3走前のようなこともあるのでアテにできぬが、それでもここなら上位だ。「体調の変動が少なく安定した状態にあるし、レースでも堅実にまとめている。前走より条件がいいし、展開によっては出番があるかも」。

 ゴールドピューマは最近、甘さが目立つが、1600mは何かとつぶしの利く距離で競馬はしやすいはず。好位から運んで抜け出したい。「この時季は距離が長過ぎた前走を除けば3戦3勝でベストシーズン。馬体もすっきりとしているし、いい感じだよ。守備範囲の距離でもあるし、巻き返しを期待している」。

 ブレーヴスキーはひと押し欠いているが、そこそこには来ているだけに見限れない。距離は短い方が切れる? この条件、この顔ぶれなら。「やはり距離が長いと伸びそうな手応えでも伸びあぐねてしまう。前走に関しては距離が凡走の要因。その点、今回は守備範囲の1600m。流れによっては上位争いになるかも」。

 シンゼンユメノスケは相手がひと息後だったとはいえ元中央オープン馬のトーホウチェイサーを差し返した2走前。逃げなら違う? ここはその形が見えるが、陣営はやや控えめで…。「疲れが抜け切らなくてもうひとつの状態だからねえ。本来なら通用していい条件だろうが、今の状況だと大きな期待はかけづらいよ」。

 ナムラユキヒメは確かに良くなった感じはあったが、それにしても前走にはびっくり。続けて好走するようならだが、日程的にも半信半疑。「3、4走前から掛かりが良くなっていたが、それが笠松戦で実を結んだ。時季的なもので体調は上がっている。立ち直ればここでも遜色ない能力があるし、期待感がある」。

 トーホウボンバーは「勝ち切れないが堅実」が同馬評。これだけあいたのは初めてだが、まずまずの仕上がりなら持ち味の相手なりを発揮!? 「疲れを取るため、短期の放牧に出していた。40日ほど乗ったし、追い切りもビシッと追っていい感じに仕上がっている。あとは気合面の問題で、反応よく動けるかだろうね」。
 

おすすめ買い目

馬単 1→3 3→1 1→8 8→1 1→2 2→1 1→6 1→9

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬