Odds Park 競馬

　ゴールデンウィーク開催最終日のメインレースはＢ１クラスの一戦。中心は安定感抜群のカクテルハット。ここ２走は負けているが調子は良い。今度こそ巻き返す。相手候補は絶好の外枠に入ったスケルツァンド。十分逆転も可能。他には良馬場で変わってきそうなアテッサや切れ味鋭い末脚を持っているケンスターハーバー、調子は変わらず良いミライヘノカゼなどが怖い存在になりそう。

カクテルハットは移籍後複勝圏内を外したのが一度だけという安定感抜群の馬。その唯一外した４走前は２コーナーで気難しい気性面が全面的に出てしまい大きく後退してしまった。その後立て直して追い込んできたが８着止まりという結果だった。気性的に難しい馬なので常に４走前のような危険性をはらんでいるが、近走はそういう面を見せていないので神経質に考えなくても良さそう。この中間もいたって順調で最終追い切りは併せ馬で手応えの良い走りで好タイムを出していた。ここ２走は２、３着と勝ててはいないが、前走は昇級戦で上位２頭も強かったので仕方の無い結果。今回は前走よりも相手関係は楽になったので勝利するチャンス。

スケルツァンドは昇級２戦目の前走で２着に入りこのクラスでのメドを立てた。確実に良い脚で差してこれるようになったので最近は以前よりも安定して走れている。特に外枠に入った時は成績が良いので今回大外枠に入ったのは好材料。勝負所からスムーズに進出していくことができれば、外から豪快な差し切りも十分可能だろう。

アテッサの前走は昇級戦に加え、水の浮く不良馬場を厳しい材料が揃っていたが、最後は良い脚で追い込んできていた。調教では前走時よりも活気があり状態が上がっている印象。今回は乾いた馬場状態でレースができそうなので前走よりも切れ脚鋭い末脚を披露することができそうなので展開次第では一発も。

ケンスターハーバーの前走は馬場と展開が不向きだった。それでも４着まで追い込めた点は評価できる。追い切りでは併走相手のカクテルハットの方が良い動きだったが、この馬なりによく踏ん張っていた。今回は前走よりも道中は流れそうなので２走前の再現も十分に可能。

ミライヘノカゼはこのクラスで安定して走っている馬。前走は移籍初戦以来久々に崩れてしまったが、調教での雰囲気や動きは活気があるので調子落ちは無さそう。鞍上の木村騎手も前走から連続騎乗なので手の内に入れていそう。うまく流れに乗れれば上位争いに食い込んできそうなので、警戒が必要。