Odds Park 競馬

ここはセンセーションの実績を素直に信頼したい。近走成績は他のＪＲＡ遠征馬と見比べても頭一つ抜けており、ダート適性も未勝利戦勝ちで既に証明済み。鞍上にＭ･デムーロ騎手を迎えるなど陣営の本気度も買う。園田好相性ピッツネイルが相手筆頭。園田での二度の好走はいずれも不良馬場だっただけに、道悪が残ればさらに好走確率は高まる。小回り向きの先行力で見逃せないのがキーコレクション。揉まれる心配の少ない地方コースはいかにも合いそうで一変の可能性は十分。地方の交流戦ではまだ底を見せていないナッハフォルガーにも警戒が必要。地元勢では一戦毎の成長著しいホクセツプリンス、前走ＪＲＡ交流戦健闘のアラタシャチョウ。二頭ともに展開嵌れば侮れず。

センセーション…キャリアのほとんどは芝でのものだが、ＪＲＡ500万下で３着２回、２～３走前は小差４着があるなど実績では他を圧倒。ダート戦は一度使われ未勝利勝ちと適性に不安はなく、母系が米国産の血統背景からすればダートでさらにパフォーマンスを上げる可能性もある。初距離の対応は地力で十分カバーできる範囲。相手関係的にも落とせない一戦だろう。

ピッツネイル…園田での過去２戦はいずれも人気以上の走りで３着と当舞台は好相性。特に４走前の円山川特別の走破時計は不良馬場だったことを考慮しても非常に優秀なもの。当日も道悪が残る可能性が濃厚なだけに好走条件は揃ったと言える。

キーコレクション…近走は着順こそ案外だが、ブリンカーを外したことが裏目に出た前走以外は安定した先行力を見せている。未勝利勝ちが逃げて３馬身半差をつける強い内容だったことからも、先行力が生きる地方小回りコースなら十分出番がありそうだ。

ナッハフォルガー…地方の交流戦は３走前１着、前走３着といずれも好走。前走に関しては上位と差があっただけに多少物足りなさを残したが、叩き３走目の上積みを考えれば前回以上の走りが期待できる。交流メンバーのここなら侮れない。

ホクセツプリンス…前走は初のＡ１戦ながら上がり最速を計時し５着。一戦毎に末脚のキレが増している印象で、ＪＲＡ馬相手でも展開次第では台頭の可能性を秘める。

アラタシャチョウ…前走の市川特別では先行集団を見る形で流れに乗り、終いまでキッチリ伸び低評価を覆す３着。追い切りの動きからも気配は上昇一途だけに、再度射程圏の位置取りで流れに乗れれば。