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2015年4月 8日   クレマチス特別 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   ここは決めたい ピースフルリバティ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

nagoya06.jpg 距離が1ハロン延びたし、勝ち馬が抜けてこの顔ぶれならピースフルリバティにチャンス到来。行ききれた場合のコハクフェアリーにひと息後でもネオザイオン、復調成ったニロティカスが逆転含みの相手候補。攻め動いたウォーターカリブにもうひと押しないか。放牧明けネオエピックは押さえまで。

 ピースフルリバティは脚質や気性面で勝ちきれないこともあるが、体調の変動が少なく比較的安定して力を発揮してくれるから頼りになる。「サッと流す追い切りはいつも通りだよ。変わりなくきている。1ハロン延びるのはプラスだろうし、うまくさばければだね」。

 コハクフェアリーは2番手でも格好つけるが、勝ち負けは主に下鞍の話。近走を見るとここらでは逃げが条件になりそう。行き切りたい。「これ以上はどうかだが、ここ一連の出来はあるからね。マイペースの競馬ができれば見せ場くらいは」。

 ネオザイオンは2組でものちに六甲盃で2着するビービーガザリアスの0秒5差なら、2連勝はダテでなかったようだ。放牧明けでも注目。「放牧明けになります。ここへ向けて乗り込んできましたが、使いつつになるかもしれません」。

 ニロティカスは前走のようなこともまだあるが、復調を果たしているのは間違いない。この距離の方が相対的に競馬もしやすいはず。「安定した状態だね。もうひと伸びこそないが見せ場は作れているし、1600mの方が向くタイプ。前進があってもいいと思う」。

 ウォーターカリブは4走前の激走後は馬券になっていないが、それまでよりはいい走りができている。ここは差せる強みを生かしたい。「体調は割といいから乗り込めているし、速い追い切りも消化した。ただ、アテにできないタイプで、攻め馬が実戦に結びつくとはいい切れない。正直やってみないとね」。

 ネオエピックは交流戦勝ちのある実績馬だが、昨年後半は馬券の一歩手前が多かった。この相手ならだが放牧明けでもあり、押さえまでか。「今回は放牧明けで、まだ仕上がり途上の段階。一度使う必要がありそうですね」。
 

おすすめ買い目

馬単 2→11 11→2 2→8 8→2 2→3 3→2 2→7

 

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