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2015年4月 1日 新緑賞(SP2) (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第10レース 笠松2歳チャンピオンの反撃に期待
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
狙い澄ましてきた名古屋・川西勢ルックスグー、ミトノレオに、大井2連勝で転入してきたヴァイキングは不気味だが、ここは認定競走勝ち、ライデンリーダー記念勝ちの生え抜きマルヨバナーヌに期待してみたい。フェードロワ、フジノキンメダルにもチャンスがありそうなメンバーで、上位拮抗の一戦。
マルヨバナーヌはライデンリーダー記念勝ちで一躍スポットライトを浴びる存在に。梅桜賞が走らなすぎたが、前走なんかを見るとやはり上位争いには違いない。「好仕上がりだよ。若草賞を回避しての出走だし、今回は勝ちを意識した競馬をさせたい。外枠が理想だったが、自分の競馬ができれば」。
ルックスグーは前走もスムーズならもっと差は詰まったはず。一走ごとに力をつけている感じがいいし、展開不問で崩れが少ないのも魅力。「自在に運べて展開に左右されないのが強みですね。ここにきて力が備わってきているようですし、上位争いを期待しています」。
ヴァイキングは2連勝は自己条件だが、大井でだから価値はある。逃げねば駄目というタイプでもないし距離も克服済み。楽しみな存在だ。「ここから始動と決めてしっかり乗り込んできたし、悪くない仕上がりだよ。当地向きのスピードタイプだし、好勝負を見込んでいる」。
ミトノレオは1組では勝ち負けも重賞だとチョイ足りずの感じだが、このメンバーならヒケは取らないはず。予行演習も済ませ準備は万端。「ワンパンチ足りないというか、流れに左右されるようなところがあります。ただ、状態は引き続きいいですし、コースも2走目。ぶざまな走りはしないはずですよ」。
フェードロワは自己条件だが地元馬同士なら勝ち負け、交流戦でも善戦歴があり、どんな形でも競馬できるのがいい。距離も有利に作用か。「道営ではスピードを売りにしていた馬だが、どうやら脚質転換にも成功した様子。相手なりが持ち味だし互角以上のレースを期待したい」。
フジノキンメダルは発馬の後手は織り込み済み。追い出してからの脚はなかなかで、この距離の方が競馬もしやすかろう。2戦2勝の笠松コースなら。「成績通りで体調はいいですね。ただ、メンバーも結構強くなっています。力関係がどうかです」。
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