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2015年3月24日   第13回若草賞(SP1)  (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   全国レベルの顔 ジュエルクイーン
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

nagoya02.jpg エーデルワイス賞2着をはじめレベルの高い道営で好勝負してきたジュエルクイーン。笠松の2戦は辛勝だが、逆に強さを感じさせるものだった。この顔ぶれならやはりこの馬が中心だ。当面の敵はデビュー当初から評価の高いハナノパレードと佐賀の筆頭格ユズチャン。以下は混戦。遠征勢ではラブディーバプリンセスボーラー。地元メモリードルマンの反撃に淡い期待をかけるが…。

 ジュエルクイーンは芝GIIIの前走は度外視。実績的に一歩リードだし競馬がうまく初コースは問題ないタイプ。反動もないというのなら。「一時はモタれ癖がありましたが、今回の追い切りはスムーズで乗りやすくなった印象を受けました。体調も維持できていますし、持ち味を出せる状態になっています」。

 ハナノパレードは大外枠から逃げて牡馬を完封。控えても格好つけるが、あれで力を最大限に発揮できる形がはっきりした。この日程でも。「勝ち鞍すべてが逃げたときだし、前走の走りからしてもやはり行った方がいいのかな。遠征馬との兼ね合いもあるから何ともいえないが、ここも自分の競馬ができればだね。日程は詰まっているが、カイバの食いなんかは落ちていないし、体調は維持できていると思う」。

 メモリードルマンは今はそういう問題でもないかもしれないが、気性的な粗さもあるので一変があっていいタイプ。この日程で使えるぶん悪くないはずだが、過度な期待は禁物。「カイバ食いの旺盛なタイプではないし、日程も詰まっているから馬体はいくらか減っているかも。まだハミ受けに問題があるし、もうひとつといった状態だよ」。

 ユズチャンは佐賀の筆頭格。底を見せていないし、走りっぷりから距離短縮は間違いなく好材料。仕上がりもよさそう。輸送さえこなせば。「少し間隔はあきましたが、そのぶん万全の仕上げができました。距離もこれくらいがベストだろうし、あとは輸送がうまくいけば力は出し切れると思います」。

 ラブディーバは交流戦は強引に逃げ結構なペースになったが踏ん張ったし、重賞では後ろからになっても差を詰めてきていた。粘り強そう。「2度使って状態は上向き。どこからでも競馬はできるが、内枠を引ければ逃げたいね。長い輸送がどうかだけど、力差はないと思うので好勝負を期待」。

 プリンセスボーラーはもうワンパンチ欲しいところだが、競馬はうまく大崩れの少なそうなタイプ。長距離輸送の経験があるのは強みだ。「このレースに向けて順調にきたし前走より調子は上がっているね。今回はかなり相手が強力になるが、自在に動けるタイプ。脚をためて差す競馬で対抗したい」。

おすすめ買い目

馬単 8→2 2→8 8→7 7→8 8→1 1→8 8→5 8→10

 

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