Odds Park 競馬

今日のメインレースは突出した馬がおらず、混戦のメンバー構成。その中、ピエナオリオンを筆頭評価する。前走は重賞に挑戦し直線では良い脚を追い込んできていた。自己条件に戻る今回は好勝負必至。相手候補は前走鮮やかな逃げ切り勝ちだったマイネルバリスターと復活に兆しが見えてきたナニハトモアレの２頭。他には一気捲りが魅力のバレーナボスや単騎で逃げれば渋太いヒシストーミイが続く。

ピエナオリオンは前走、重賞の六甲盃に格上挑戦。11番人気と評価は低かったが、直線では鋭い末脚を披露して６着と健闘した。長丁場のレースを使った後なのでこの中間は軽めの調整だが、雰囲気は変わりなく良い感じ。もともとこの条件では上位の力の馬。自己条件に戻って好勝負は必至だ。あとは前走で減っていた馬体重が戻っていれば尚良し。

マイネルバリスターは今回が昇級戦。前走はマイペースの逃げで後続の猛追を振り切って逃げ切り勝ち。前走よりも距離は伸びるが過去に他場で勝ち経験があるので問題は無いだろう。今回は相手関係が強くなって一筋縄にはいかないが前走のようにマイペースの逃げに持ち込めれば渋太い粘りが発揮できそう。

ナニハトモアレは前走の２着でようやく復活に兆しが見せた印象。過去にはマーチＳやアンタレスＳなどのＪＲＡ重賞で２着に入っているほどで実力はここでも上位。兵庫に転入後は低迷が続いていたが前々走の４着で浮上のキッカケを掴み、前走の２着で完全に復活に兆しが見えた。前走のような圧倒的に強い馬がいない今回は勝利できる最大のチャンス。

バレーナボスは前走で連勝が止まってしまったが調子は変わりなく良い。前走はスタートで出遅れてしまったことに加え、少頭数でペースが落ち着いてしまったことが要因だろう。今回は昇級戦で相手関係は強くなってしまうが、末脚の切れ味はここに入っても見劣りはしない。ペースもこの馬に味方しそうなので一気の差し切りも十分可能性はある。

ヒシストーミイの前走は勝負所で外から被せられてしまったことが大きく負けた要因だろう。揉まれると脆いので理想は単騎逃げだが、番手からでも被せられなければ問題はない。今回は前走も一緒だったスターボードや上記で取り上げたマイネルバリスターなど、同型馬がいるのでこの馬には厳しい流れになりそうだが、スムーズに進めれば渋太いので警戒は必要だ。