おすすめ注目レース

2012年11月 8日   北海道2歳優駿 (門別競馬)  

門別競馬   第10レース   重賞2勝馬カイカヨソウが無敗で2歳の頂点に輝く
対馬 大樹

monbetu03.jpg

【中央所属馬の評価】
アルムダプタは今回と同じダート1800メートルで新馬勝ち。好位からしっかり差し切ったように追ってからの脚も確か。姉も新馬勝ちしているように素質も高い。重賞でもこの相手ならチャンス十分。
 
コスモコルデスは芝では3着が最高だったが、ダートに矛先を向けて一変。前走はスタートで躓きながらも終わってみれば2着馬に4馬身差をつける完勝。ダート適性の高さを証明した感じ。今回も楽しみ。
 
マルヴァーンヒルズは新馬で逃げ切り勝ち。前走は差す競馬を試みて2着。連勝はできなかったが、逃げ差し自在、レースセンスの高さこの2戦で証明した。実力は十分。距離克服なら重賞でも好勝負に。
 
ファイブタブレットの兄は兵庫CSに勝ち、ジャパンダートダービーで3着だったゴールデンチケット。新馬戦の内容を見る限り、同馬もダート適性は相当に高そう。血統背景からも距離延長は好材料。ここでも侮れない。

【他地区所属馬の評価】
ハカタドンタクの全勝ち鞍はいずれも芝だが、ダートでも2、3着が1回ずつあるように、決してダートが駄目ということはない。ただ、今回はハイレベルのメンバー構成。前走の内容では評価ダウン。

【ホッカイドウ競馬所属馬の評価】
アウトジェネラルは栄冠賞、サンライズCの重賞でいずれも2着だが、今回は好時計でオープン特別で圧勝した絶好の舞台(1800メートル)。ここまで予定通りのローテーションで万全の態勢。大一番の本領発揮か。
 
カイカヨソウはデビューから3戦3勝。キャリア2戦目で挑戦したブリーダーズGJCで強豪牡馬を一蹴し、続くフローラルCではのちのエーデルワイス賞馬に圧勝。実力はここでも屈指。重賞3連勝で2歳の頂点へ。
 
クラグオーは1200メートルのデビュー戦こそ4着だったが、それ以外で連対を外したのは札幌芝のクローバー賞だけ。メンバー唯一の4勝馬で姉クラキンコは3歳三冠馬。川崎遠征の疲れもないだけに地元戦なら注目。
 
ジェネラルグラントは芝の札幌2歳Sこそ大敗を喫したが、ダートでは3戦3勝と負け知らず。前哨戦のサンライズCを制し、ここに向けて態勢も万全。相手は強力だが、先行力を生かして今回も好レースに持ち込む。
 
ストーミングスターはイノセントCの勝ち馬でここまで5戦して4着以下なし。ブリーダーズGJCで今回と同じ1800メートルを経験しているのも強み。前走以上に相手は揃ったが、この馬自身もまだ底が割れていない。

【解説者の予想】
今年はJRAから4頭、岩手から1頭、地元北海道から5頭が参戦。10頭立てだが、例年以上にハイレベルなメンバーが揃い2歳王者を決めるに相応しい一戦となった。カイカヨソウはここまで3戦3勝(重賞2勝)と負け知らず。デビュー2戦目で今回と同じ距離で行われたブリーダーズGJCを勝つと、続くフローラルCでは、のちのエーデルワイス賞馬ハニーパイに完勝して重賞連覇。潜在能力は相当に高い。牡馬の一線級が相手でも、通用すると判断して中心に抜擢。相手は同厩舎のアウトジェネラルジェネラクグラントに期待したが、メンバー唯一の4勝馬クラグオー、前走でダート適性の高さを示したコスモコルデス、センス秘めるマルヴァーンヒルズ、実戦タイプのアルムダプタにも注意。

おすすめ買い目

馬単 4→8 4→10 4→7 4→1 4→5 4→6

 

※楽天銀行・すぐかえーる・住信SBIネット銀行会員の方はご投票いただけませんので、ご注意願います。

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬