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２戦連続２着と勝ち切れないライトアームだが、課題の障害は安定している。今のカカリなら斤量が増加されるここでも不安はない。力も上位で勝ち負けが可能。安定した内容を続けるカネミセンショー、ライズドラゴンらが相手も、切れ味上位カントリートレインも怖い。あと、キョウエイボーイ、ヒロノドラゴンらに注意。

ライトアームは連続２着と勝ち切れないレースが続いているが、オープンからの降級馬を相手にしていたことを考えれば十分に評価できる。障害で止まってからもすぐに次の腰が入っているし、障害で崩れる心配はないだけに、特別条件となり、斤量が増量されるここでもまったく不安はないだろう。上のクラスとの混合戦となるが、この中に入っても互角以上にやれる力を持っている。引き続き好調を維持しており、ここも勝ち負けが可能。

カネミセンショーはテンに置かれる面があるだけに、どうしても道中で後手を踏んでしまう。それでも前走は勝ち馬から1.4秒差と大きく離されていないし、内容は良かった。今回は特別条件となっている分、前走ほどペースが速くなることもないし、もう少し楽に追走できるはず。もともとは上のクラスで走っていた馬だけに、この中に入っても力量的には上位の存在。障害も安定しており、引き続き好勝負が期待できる。

ライズドラゴンは前走も障害をひと腰でまとめながら決め手を欠き３着。ただ、この馬のレースはしっかりとできていたし、敗れたとはいえ、上々の内容だった。今回は特別条件となり、前走から斤量が増量されるのは登坂力で勝負するこの馬にはとっては好材料。終いさえ踏ん張ることができれば、前残りのチャンスが十分にある場面。引き続き好調を維持しており、警戒したい。

カントリートレインは前走４着に敗れたとはいえ、課題の障害はキッチリとひと腰でまとめていたし、上々のレースぶり。今回は特別条件となり、増量されて650キロの荷物を背負うが、近走のカカリなら、心配はいらないだろう。ナイター競馬となって、馬場が軽くなるのはスピードと切れ味で勝負するこの馬には好材料。このメンバーが相手でもヒケを取らない力を持っているし、チャンス十分。

キョウエイボーイは道中から置かれることなくスムーズに追走して行き、障害をひと腰でまとめて、差し切り勝ち。切れる脚を使えないだけに、春先の軽量戦では結果を出せない面はあるが、前走のように追走で手間取らなければ勝ち負けできる力を持っている。今回もスムーズに流れに乗れるかが鍵。スンナリ先行できるようなら、ここも上位争いが十分に可能。勢いにも乗っており、注意したい。

ヒロノドラゴンは平場条件となり、展開が厳しくなってしまった前走は道中から流れに乗れずにスムーズなレースができなかった。この中に入って力が見劣るということはないし、追走で手間取れなければ、巻き返しは十分に可能だろう。特別条件となって、少しでも流れが落ち着くのはプラス材料。持ち前の登坂力を生かせるような展開になれば差のないレースが可能だし、見限りは禁物。