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【結論】
今年の古馬オープン馬は粒揃い。どの馬が勝ってもおかしくないが、冬期間の南関東遠征で６戦５勝、２着１回。昨年から11戦連続連対中のアベニンプラナスを本命。ここに来ての地力強化は疑う余地なし。重賞でも52キロなら勝ち負け期待。相手は、昨年の覇者プリティゴールド。今季緒戦のコスモバルク賞では、決して適距離ではない1800メートルで０秒６差６着と健闘。中間の調整も順調だし、上積み見込める今回は連覇も可能。地元復帰戦を快勝したクイックスターも更に良化。栄冠賞２着の実績があるし、今の勢いなら出番はある。転入後は④④②②着と常に上位を争っているギンゲイ、決め脚強烈なタイセイアドミラル、門別交流戦でＶ実績があるアグネスポライトも侮れない。

【詳細解説】
アベニンプラナスは昨年道営で５連勝して冬期間は南関東に遠征。連勝は８で止まったが、南関東では６戦５勝、２着１回。準パーフェクトの成績だった。地力強化は疑う余地なし。今回は52キロの斤量も魅力。重賞でも勝ち負け期待。

プリティゴールドの今季緒戦は重賞で６着。敗れたとはいえ、適距離でない1800メートルで勝ち馬と０秒６差なら上等。今回は昨年優勝しているレース。前走以上のデキで臨めるここは連覇も十分。

クイックスターは地元復帰戦となった前走がスピードの違いを見せつけて快勝。栄冠賞でクラーベセクレタの２着は伊達でなかった。門別では４戦２勝、２着１回。勢いに乗って重賞制覇も夢ではない。

ギンゲイの前走は４角先頭で逃げ込みを図ったが２着。ハナ差で道営初勝利は成らなかったが、門別の長い直線であの頑張りは評価できる。転入後は④④②②着。手堅さを評価したい。

タイセイアドミラルは、冬期間の南関東遠征では案外に終わったが、早目に戻ってきて再調整。立て直した成果が早くも緒戦で見られた。更に上昇を窺わせる中間の好稽古。引き続き注意。

アグネスポラリスは中央1000万からの転入。中央場所では勝てず、２勝はいずれも地方交流戦での勝利だが、その１勝が門別で挙げたもので当地の水は合うはず。力さえ出し切れば善戦可能。