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何とも言えない顔ぶれだけにラヴァリーオステルの差し脚にすがりたい。メモリーキャップも好勝負して不思議ないが、とにかく最後まで力を出しきれるかどうかに尽きる。ミサキナチュラルはそれなりにまとめてくれようが、単の可能性としては気配ひと息でもタツフレンチの方か。あとはレオパードクリークの奮起に期待するぐらい。
　
ラヴァリーオステルは脚質的に勝ち切れないのがついて回るし、今の先行有利の馬場にも苦しんでいる感じ。だが、このメンバーに入れば同馬の堅実な差し脚がキラリと光る。距離はこなせるし、この顔ぶれならそれほど後ろにもならないだろう。４角先頭をイメージして勝利を意識。

地力ではメモリーキャップの方が上位。といいながら、こちらもなかなか勝てないのだから、本当に地力があるのかと言われると答えに窮する。でも、力はあると思うのだ。が、それを発揮できない現状。直線を向くと止まってしまうというか、やめてしまうというか、そういうレースが目立つ。状態はそれほど悪くないはずだから、自分自身との戦いになろう。

タツフレンチは３歳在籍時、そして冬期交流時の走りができれば通用する相手関係のはず。レースもうまい。ただ、金沢の今シーズン２走が不可解な負け方。ハリをしてこちらに戻ってきたようだが、攻め馬の気配はピリッとしない。そのあたりがどう出るか。

ミサキナチュラルはピークは過ぎたが、大きくは負けていない。ここに入れば同馬の堅実味がモノを言いそうだ。掛かり自体は悪くなく、距離短縮も問題ないので。

格上的存在のレオパードクリークは2010年秋から2011年夏にかけて長期のブランク。以後は休み明け２走目に一度２着になったきりだ。状態自体はそんなに悪くないというから余計に厄介。メモリーキャップ同様、相手関係うんぬんより、自分の走りができるかどうか。