Odds Park 競馬

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着差以上に強い競馬のヤマニンパリュールだが、口向きが悪いというか遊ぶような面を見せることもある。モタつくようなら前を行くエヴァートリニティが押し切れないか。前走の勝ちっぷりがよかったトップスマイル、まだ上積みがありそうなエリーゼが続く。エイシンピンキーは押さえまで。

エヴァートリニティは当地に来て（２１０１）。２勝はともに楽逃げで、相手に恵まれた印象もある。が、緒戦２着は内でモマれながら強い勝ち馬にしぶとく食らいついていったもの。初ダートでもあったわけだし、あれを見ると決して一介の逃げ馬ではないと思うのだ。２走前に特別で逃げて７着だったが、あれは相手関係もあったし、いささかオーバーペースだった。この枠なら行くもよし、何かが行くなら控えてもよし。自分のリズムで行ってヤマニンパリュールの襲来に備えたい。

ヤマニンパリュールは３カ月半ぶりとなった３走前こそ５着に敗れたが、あとはなかなかの勝ちっぷりで３勝。同着があったり着差が大したことがないのは、若干遊ぶような面があるし、前走なんかは「返し馬で落鉄し、装蹄のし直しでレース前にスイッチが入ってしまった」（陣営談）から。鋭く抜け出す脚はあるので、そんな面さえしっかりすればもっと楽に勝てそう。１開催あいたが、仕上がりは順調だ。

トップスマイルの前走は前を行く当面の相手を自ら捕まえにいって半馬身押し切った。あんな競馬もできるのなら攻め手の幅も広がるというもの。勝ち組に入ると⑧⑥着だが、そのときより手薄といえば手薄。何ともならぬことはない。

エリーゼは前走の相手に逃げ切っただけでは威張れないが、転入してまだ３走、しかも３着を外していないあたりに期待をかけてもいいだろう。中央の新馬戦では０秒８差の５着。伸びしろはありそうだ。

エイシンピンキーは勝ち組選出ではないが、このあたりの条件で常にそこそこの競馬。決め手不足だが、相手なりにやれそうな雰囲気はある。２、３着なら。