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2012年2月 8日   上郡赤松円心特別 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   エリモアラルマ転入緒戦を狙い撃ち!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda01.jpg本命はエリモアラルマ。今回JRAからの転入緒戦だけに未知な部分はあるが、JRA3勝の実績や、前走も走破時計は平凡ながら1000万クラス戦で勝ち馬とコンマ6秒と、そこまで差のない競馬をしている点を高く評価。能検の動きも良好で、仕上がりに関しても問題はなさそう。いきなりから狙ってみたい。相手筆頭はシークレバー。不向きな展開でも確実に差し込んでくる末脚を信頼。他では、同条件勝ちのあるアポロヴァンドーム、位置取り次第ではプニプニヨークンスズモンスターの粘り込みも。地方馬馬への適性を感じるキョウワシャドーも少々。

エリモアラルマ…能検は向正面からスパート。半ばでエンジンが掛かりだすと最終コーナーで先頭。直線は流す余裕をみせながら1分16秒6と優秀時計で駆けた。「ゲート出てからが、もうひとつ進んでくれなかったけど、反応してからの動きは良かったね。時計が出る馬場とはいえ、この走破時計ならかなり上等でしょう」とは能検で騎乗した下原騎手の談話。JRA3勝の実績を考慮すれば、今回の編入条件は恵まれているように感じる。緒戦から勝ち負け期待。

シークレバー…JRAから転入以来、いまだ勝利はないものの、末脚の切れは着実に良化してきているように感じる。前走も少頭数でスローペース、雨を含んだ馬場と完全に先行有利の競馬だったが、最後方からかなりの追い上げを見せ3着。見どころは十分にあった。展開に注文の付きやすいタイプだが、今回は先行馬も多く、前走よりは流れも向きそう。園田初勝利も決して夢ではない。

アポロヴァンドーム…前々走は勝負どころで前が詰まる不利がありながらも直線キッチリ差し切り勝利。勢いそのままに、A2昇級戦の前走も難なく勝利。反応にかなりズブとい面があるだけに、一番の鞍合いに感じた木村騎手を今回佐賀遠征で欠いた点は痛いが、田中騎手ならその心配もまだ小さいように思える。

プニプニヨークン…昨年の7月以来、勝ち星から遠ざかっているが、その勝利を挙げたのが今回と同じA2戦。降級でマークは却って厳しくなる恐れもあるが、スンナリ先手が奪えた際は、昨年の摂津盃で2着したように、かなりの粘っこさがある。同型馬の捌きが最大のカギだろう。

スズモンスター…折り合いの付きにくいタイプだけに、1700m戦は割引き材料に感じる。しかし、前走の同条件戦ではスタンド前で折り合いを欠いて暴走する場面がありながらでも、最後まで踏ん張り通し2着。位置取り次第では再度の好走があるかもしれない。

キョウワシャドー…JRA在籍時の2勝は全て地方交流戦でのモノ。それだけに元JRA1000万クラス所属馬とはいえ、その価値は微妙な気も。しかしながら、地方馬馬への適性が高いと捕らえれば、決して無視もできない存在。多少は注意しておきたい。

おすすめ買い目

馬単 2→4 4→2 2→6 2→3 2→8 2→1

 

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