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2012年1月25日   川崎記念 (川崎競馬)  

川崎競馬   第11レース   スマートファルコン王者の貫禄。2・3着争いは拮抗。
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

kawasaki19.JPG【中央所属馬の評価】
ダートグレード競走8連勝中のスマートファルコンがここも中心だろう。東京大賞典はワンダーアキュートにハナ差まで詰め寄られる辛勝だったが、3着テスタマッタにはそこから2馬身差。タイムも2分1秒8なら相手が良く走ったと言うべき。体も余裕があった。今回は初コースの川崎。絞れてくればレコードも。

ニホンピロアワーズはスマートファルコンとは初対戦。デビューから一貫してダートを歩み、【7-4-3-1】。前走名古屋グランプリ圧勝で地方競馬への適性も示した。今回正攻法で臨んでどうなるか。

ランフォルセはJRAダート8勝。ワンダーアキュートに3/4差に迫った東海ステークス2着、テスタマッタをレコードで斬り捨てたマリーンステークス、続くエルムステークスではオーロマイスターを差し切り初重賞勝ち。前走の南部杯はトランセンドに1秒差6着。一応の相手とは対戦済みで、戦歴からも上位評価。

キングスエンブレムは前走のベテルギウスステークスを完勝。しかし、重賞では苦戦続きで2勝目が遠い。兄ヴァーミリアンはこのレース2勝と得意としていたが…。

マイネルアワグラスは休み明け2戦目の前走名古屋グランプリでジリジリと詰めて3着。型通り良化とはいえ8歳馬で、衰えは否めない。

【地方所属馬の評価】
日本テレビ盃取消以来となるフリオーソが地方勢の中心。昨年のこのレースの覇者でもあるが、長期休養明けはこの馬にとっては初めてとなる点に不安も。明けて8歳だけに、これまで通りの評価は難しいが、追い切り自体は悪くなかった。

ボランタスは前走浦和記念に勝って重賞4勝目。負かした相手がシビルウォーなら立派で、ダートグレード競走初勝利となった。川崎記念は昨年3着。元々角居厩舎にいた馬らしく、ここ一番に強い。

ロードキャニオンの報知オールスターカップ2着は、地力と距離適性もあるが、インを突いた鞍上の好騎乗も大きいだろう。ここもジックリためて着狙い。

グランドバイオは障害で勝っているだけにスタミナ面に不安はないだろうが、南関東A2あたりで精一杯。

ベルモントサーガのJRA4勝はいずれも中~長距離でのもの。転入は成功だったが、いまだB1を勝ったばかりでは厳しい相手関係。

タンゴノセックは高知4戦3勝も、その前の南関東時代はA3。昨年の川崎記念も4.1秒差7着では…。

グランシュヴァリエは昨秋のJBCクラシック4着も、勝ち馬からは3.2秒差。今回もそれぐらいは離されそうだ。

【解説者の予想】
初コースとなるがスマートファルコンがここも王者の貫禄を見せてくれるだろう。前走は513キロとやや重めだった。絞れてくれば動けるし、今回は相手も一枚落ちだけに、ここは快勝だろう。
ダートで底を見せていないニホンピロアワーズが本線となるが、ランフォルセもこの相手なら遜色ないだろう。また、ボランタスフリオーソの南関東勢も順調で、2~3着争いは拮抗している印象だ。
 

おすすめ買い目

馬単 5→2 5→3 5→1 5→4 5→10

 

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