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2012年1月19日 園田クイーンセレクション (園田競馬) ツイート
園田競馬 第11レース 地の利を活かしメイレディ巻き返す
競馬キンキ 中司 匡洋
JRA桜花賞トライアル地区代表馬選定競走として行われる今回の一戦、本命はメイレディ。
昨年の兵庫若駒賞制覇、前走の園田ジュニアカップ2着など、並み居る牡馬を相手にしても全くヒケを取らない実力馬。今回は牝馬限定重賞で、メンバーも戦いやすくなった感があり、ここは重賞2勝目濃厚と見る。
そのメイレディを昨年11月、笠松で負かしたのがタッチデュール。かなりのレース数を使われているにも拘わらず、常に勝ち負けを続けているタフさは目を引く。遠征さえ苦にしなければ笠松プリンセス特別の再現も十分。
他では、前走初重賞挑戦で4着のハートランドスノー、堅実な末脚が魅力のキミニコイシテ。展開次第ではマーメイドジャンプ、マリアティアラも一発十分。
メイレディ…前走は、距離が延びてからのレース振りに精彩を欠いていただけに、重賞ウィナーでありながらも当日は4番人気とやや低め評価だったが、その距離不安を払拭するようなレース振りで2着。「人気馬にスンナリハナを取られ、ペースが落ち着いてしまった。もう少しペースが流れていたら違った結果になっていたと思う」と主戦の下原騎手は前走を振り返る。続けて「僕も敗因は距離だと思っていたけど、どうも違ったみたい。折り合いと前半の位置取り、これがこの馬のカギだと思う」とのことだった。前走で鞍上も漸くこの馬の特徴が掴めた様子。本領発揮で前々走のリベンジを狙う。
タッチデュール…すでに16戦を消化しているだけに、ここでの大きなは上積みとなるとどうかだが、近走で大きく崩れたのは、前走初遠征戦だった大井・東京2歳優駿牝馬(9着)のみで、それ以外(笠松移籍後)は常に勝ち負けを続けている。上記メイレディとは2走前に笠松・プリンセス特別で対戦して勝利しており、実績はメンバー中№1と言っても決して過言ではない。勝機はここでも十分。
ハートランドスノー…前走の園田ジュニアカップは4着。さすがに一線級相手になってくると、この馬本来の捲り競馬はできなかったが、2コーナー早めスパートからしぶとく詰めて来た末脚には見所十分だった。まだ、その前走でも陣営の話では、道中ハミをなかなか取らなかったりと真面目さを欠く部分があったらしいが、逆を返せばそれだけまだ伸び代があるとも言える。一発は十分だ。
キミニコイシテ…脚質的に展開に注文が付いてまわるタイプのようだが、どんな相手でも平均ラスト3F38~39秒台の末脚を繰り出しており、その上がりの脚は今回メンバー最速のモノ。笠松に比べれば差しの決まりやすい園田馬馬だけに、馬馬替わりでの一変を警戒しておきたい。
マーメイドジャンプ…デビューから一度も馬券圏内から外れたことのない堅実派ではあるが、これまで勝ち負け圏内に入れたのは全て逃げ、もしくは2番手からの競馬に限られている。まだ若駒だけに奥があるのかもしれないが、速い流れが予想される今回だけに評価は上げづらかった。
マリアティアラ…前走内容を見る限りでは、まだ一線級相手では展開に注文が付くように感じる。ただ、先に上げたハートランドスノーを2走前に負かしており、牝馬同士であれば実績面はそこまで見劣らない。ここなら展開次第で浮上も。
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