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2011年12月31日 園田ジュニアカップ (園田競馬) ツイート
園田競馬 第9レース レースセンス抜群!ポアゾンブラック無敗王者へ
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋
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本命はポアゾンブラック。入厩当初から、その雄大な体付きが目を引き、西脇トレセン内では早くから評判の高かった同馬。初夏に入厩していたが、仮骨不良のためにデビューは10月まで擦れ込んだ。しかし、レースでは、そんな不安を全く見せず圧勝。続く2戦目の1700m戦も好位からレースを進めると、3コーナーでは早くも先頭。直線もゴールに近づくに連れ、後続馬をグイグイ突き放した。レース毎に走りに凄みが増してきている印象。ここも通過点か。相手筆頭は、同じく前走1700m戦を圧勝したケンスターハーバー。一戦毎に集中力が出てきた感のあるハイパールミノスタ、ハートランドスノーが次位評価。他では、兵庫若駒賞を制したメイレディ、2走目の上積みが見込めるタケマルドン。
ポアゾンブラック…最終追い切りは前走と殆ど変わらない軽めのもの。追い切りに跨った松浦政騎手に取材してみると「確かに体質面にまだ弱いところはあるけど、それが控えめにした理由ではないよ。前走の手応えでも十分本番勝負になると感じたし、ビッシリ追い切って、気合が乗りすぎて引っ掛かる面を出す方が、むしろ怖いからね」というのが答えだった。「『今まで跨ってきた馬とは感触が違う。本当に素晴らしい馬』と言うぐらい騎手も惚れ込んでいるから。そんな彼が十分と言うのだから問題はないだろう」とコメントは野田学調教師。弱いところを残している現状で、ベテラン騎手にここまでの発言をさせる馬。スケールは重賞級と言っても決して過言ではないだろう。
ケンスターハーバー…前走初の1700m戦はいつも通り後方からの競馬だったが、向正面で進出開始すると、3コーナーでは早くも先行集団に取り付く。直線に向いてからも、その脚色は衰えず余裕の突き放し。いい上がりの脚を使いながらも、スタート勘の悪さからあと一歩届かないという場面が度々見られていたが、距離延長で、そのデメリットをカバーできた格好だった。今回は距離2走目の上積みも見込め、内容にも更なる前進が期待できそうだ。
ハイパールミノスタ…ここまで2戦2勝。2着馬と常に小差の結果ではあるが、これは一頭になると遊んでしまう面を出すためによるもので、着差以上に余力は十分。上記ポアゾンブラック同様に、仮骨不良によりデビューは遅れたが、最近は体質面も良化。この中間はメンバー随一の攻め量を消化と、仕上がりは間違いなく今回が一番。最後まで集中して走れるかどうか、その点が最大のポイントになるだろう。
ハートランドスノー…デビュー当初は、レースに集中できていないようなフワついた走方だったが、経験を積むに連れ、走り振りがシッカリしてきた。特に3走前のレースで捲り競馬を覚えてからは、成績も安定。その息の長い脚は、まさに1700m向き。スタートの反応が悪いタイプだけに、その点でも距離延長は歓迎材料だろう。向正面スパートで先行集団に取り付けられるようなら圏内突入も十分。
メイレディ…前走の笠松・プリンセス特別は、2番手追走から3コーナースパートも反応なくズルズル後退。初1700m戦となった2走前でも、勝負どころまで絶好の手応えに見えていたが、追い出してからがどうもジリっぽかった。兵庫若駒賞での高いパフォーマンスからも、世代主役はこの馬という思いはあったが、距離延長してからのレース振りがどうにも不甲斐ないだけに、今回は評価を下げた。
タケマルドン…約2ヶ月ぶりとなった前走は、スタートから主導権争いを続け、1週目のスタンド前まで競り合うという明らかなオーバーペースの展開。これだけやり合ってしまっては失速も仕方ない結果だろう。調教気配は上向いてきており、久々を叩いた上積みが今回は見込めそう。スンナリとハナが切れるようなら粘り込む場面も出てきそうだ。
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