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2011年12月29日   東京大賞典 (大井競馬)  

大井競馬   第10レース   やはりスマートファルコンが断然!焦点は相手探し!
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

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【中央所属馬の評価】
まずスマートファルコン。ダート交流戦17勝。昨年のこのレースは2分0秒4という脅威のレコードタイム。JBCクラシックではトランセンドを下し、もはやダート界最強と言っても過言ではない。 昨年よりも間に1戦少ない臨戦過程だが、坂路で迫力ある調教。再度独走も。

ワンダーアキュートの前走ジャパンカップダートは、致命的なスタートの出遅れがありながら、直線、怒涛の追い込みで2着。これまで大井は2戦して5、10着だが、今回はこれまでとはデキが違う可能性あり。

テスタマッタは休み明け2戦武蔵野S7着、ジャパンカップダート12着と足踏みの近況だが、3歳時のジャパンダートダービーの勝利は忘れられない。折り合えば抜群の末脚をみせるし、流れ次第ではチャンス十分。

ヤマニンキングリーは前々走の初ダート、シリウスSを横綱相撲で圧勝。前走のジャパンカップダートも結果7着ではあったが、外枠、出遅れを思えば悪くない。芝GIII2勝の能力なら、あとは大井の砂が合うかどうか。

メダリアビートは繰り上がりでの出走となった。ダートは6勝だが、目立った実績は3走前のしらかばSしかない。末脚勝負で入着以上を。

【地方所属馬の評価】
有力馬の回避で、今回は小粒なメンバーとなった。中心は勝島王冠1~3着馬。 スマートインパルスは勝島王冠の激戦を割って制し、重賞初勝利。時計の比較ではやや物足りないが、勢いは感じられる。G1でどう立ち回るかがカギ。

ツルオカオウジは大井記念2着、マイルグランプリ3着、勝島王冠2着と惜敗続き。父は帝王賞馬メイセイオペラ、母はサラ系という血統でパワーは十分。ただ、スピードを問われそうな今回のメンバーではどうか。底力に期待したい。

カキツバタロイヤルはダイオライト記念2着、日本テレビ盃3着と、交流実績ある。自在性ありどんな流れにも対応できる器用さもある。地方馬最先着に最も近い馬。

高知のステラパラダイスはJRA2勝、東海、高知で19勝したが、近況からは末脚に翳りがみえる。大きな期待は難しいだろう。

笠松のエーシンエヴァンは、東海A級でも勝ち切れない近況。さすがに厳しいか。

同じく笠松のトウホクビジンも、変わらず意欲的な挑戦が続くものの、近走は牝馬戦ですら入着も難しい。ここもどうか。

【解説者の予想】
JBCクラシックで強敵トランセンドを退けたスマートファルコン。地方競馬のダート、特に大井2000mは【7-2-0-3】という成績以上に、無類の強さと速さを感じる。今回は大外だが、ここも自分の競馬をするだけだ。
相手探しのレース。順当なら今季【2-4-0-1】と本格化を思わせるワンダーアキュートだろう。昨年のこのレースは手も足も出ず10着だったが、1年でG1を狙えるまでに力を付けた。
そしてテスタマッタ。近況はひと息だがジャパンカップダートは出遅れながらも着順ほど負けてないし、叩き3戦目で型通りの変わり身があるようなら、一変あっても不思議ではない。地方のダート交流では抜群の安定感を誇るシビルウォーも2着争いなら十分圏内。ヤマニンキングリーも今後ダート路線でも活躍できそうなムードだ。
一方、地方馬は厳しいレースになりそうだ。

◎スマートファルコン
○ワンダーアキュート
▲テスタマッタ
△シビルウォー
△ヤマニンキングリー

おすすめ買い目

馬単 12→4 12→11 12→2 12→9

 

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