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2011年12月28日 兵庫ゴールドトロフィー (園田競馬) ツイート
園田競馬 第10レース セイクリムズンの巻き返しに期待!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優
【中央馬】
◆セイクリムズン…前走のカペラSではいつもの伸び脚が無く5着。負け方は気懸かりではあるがこの馬は本来ベストが1400m。ハンデは前走よりも1キロ増えて58キロだが4月のコーラルステークスでは59キロを克服して勝利を挙げているので問題は無いだろう。
◆スーニ…8月のサマーチャンピオンから東京盃、JBCスプリントと3連勝。一時期の不振を完全に脱した。前走も外から豪快に差し切り名実ともに現役ナンバーワンダートスプリンター。斤量がトップハンデの59.5キロだが充実期に入ったこの馬なら問題は無い。
◆ダイショウジェット…9月に自身初めての重賞制覇。今年に入りG1レース以外は実に安定した走りをしている。直線では確実に寄ってくるのである程度前が速くなれば追い込んでくるだろう。
◆エーシンフォワード…昨年のマイルチャンピオンシップ覇者も今年は低迷。ダートは過去に2度使われており9着と15着でダート適正に疑問が残る。ハンデも58.5キロと厳しい感じがする。
【地方馬】
◇オオエライジン…前走はドクターラオウとの叩き合いを制し無傷の10連勝を達成。その後も順調に調整され最終追い切りでは迫力のある動きを見せた。中央馬との対戦は初めてで今までとレースの流れが違うが、この馬自身もまだ遊びながら走っているので一線級の馬と走ってどこまで通用するのか楽しみ。
◇ラブミーチャン…東京盃、JBCスプリントともアワヤと思わせるレース振りだった。前走のオッズパークグランプリでは相手関係が楽だったこともあるが持ったままで圧勝。この馬のベスト距離は1200mなので一線級相手にあとひとハロン粘れるかどうかがポイントになる。
◇ドクターラオウ…前走はオオエライジンとの叩き合いに屈したが内容は良かった。レースを使う毎に馬体も締まってきており状態も高い位置で安定している。ただ、JRA時には1000万以下で頭打ちになっていた馬。このメンバー相手では多少荷が重い印象。
◇タガノブリガデイロ…地元ではこの距離でトップクラス。昨年は今年と同斤量で4着。近走はなかなか馬体が絞れない。追い切りの動きもいつもと比べると物足りない内容だった。昨年より相手が強化されるので苦戦が強いられる。
◇アポロドルチェ…JRA在籍時には京王杯2歳Sを勝っている。他にも重賞で3着3回ある。兵庫に転入後は徐々に調子を上げているがここでは多少荷が重いか。
◇ピースプロテクター…スピードのある馬だがここ最近は低迷気味。斤量が51キロでも厳しいだろう。
◇ニシノコンサフォス…過去にはJRAでオープン勝ちがあるが今では成績が低迷気味。年齢的な衰えも否めない。
◇ポートジェネラル…見せ場たっぷりのレースをしていたのは今は昔。近走は殿負けが続いている。51キロでも厳しい。
【見解】
本命はセイクリムズン。過去には59キロで勝っておりしかもこの距離がベスト。巻き返しは十分にありそう。オオエライジンは追い切りの動きが抜群で雰囲気は前走時以上。強い相手でどのようなレースをするのか楽しみ。ダート短距離王者スーニは完全復活して今が充実期にある。ハンデは決して楽ではないが克服してもおかしくない。ダイショウジェットは相手なりだが確実に最後は寄ってくる。展開がハマれば一発あるかも。ラブミーチャンにとっては決して楽な展開になりそうにないが先手が奪えれば粘り込むチャンスもある。
◎セイクリムズン
○オオエライジン
▲スーニ
△ダイショウジェット
×ラブミーチャン
おすすめ買い目
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