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2011年12月12日   プリンセス特別(SP1) (笠松競馬)  

笠松競馬   第9レース   大外枠をどうさばく? タッチデュールと大原浩司
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu08.jpgグランダム・ジャパン2011・2歳シーズンの一戦ということで、他地区からもラブミーファストメイレディサブリナラッシュバージンロードとなかなかの顔ぶれがそろった。鞍上も錚々たる顔ぶれ。この達者な人馬を相手にタッチデュールの大原騎手がどこまでやれるかに注目したい。マーメイドジャンプも虎視眈々。

タッチデュールは2走前にジュニアクラウンを快勝、人馬とも重賞初制覇を成し遂げた。次走、自己条件もきっちり勝ち、フロックでないことを証明。詰まったローテが気になるが、今回は珍しく?中2週。ここへの意気込みが感じられるというものだ。今回は1600mの大外枠。内には百戦錬磨の名手たちが待ち構えている。外を回ってねじ伏せるだけの力があるわけではない。これをどうさばくかにかかっていよう。

迎え撃つ地元もう一頭の有力候補はマーメイドジャンプ。ゴールドウィング賞ではクビ差ながらタッチデュールに先着して2着。その勝ち馬は次走、B級戦ながら古馬をあっさり退けていることからするとレベルの高い一戦だったとみていいだろう。その後はここ目標に調整され、順調に仕上がった。この枠なら逃げる手に打って出そうだ。持ち前のしぶとさを生かしたい。

ラブミーファストは砂を被る競馬になったローレル賞、挟まれて後方からの競馬になった兵庫ジュニアグランプリでも競馬を投げ出さず、脚を伸ばしてきた。強い相手にモマれた強みを生かしたい。あのラブミーチャンと同じ馬主さん。鞍上も戸崎騎手で本気度は高そうだ。

メイレディはアスカリーブルという目の上のタンコブが取れた途端に牡馬混合の兵庫若駒賞を快勝。相手が悪かったということを証明してみせた…と思いきや、前走、自己条件で差されてしまった。勝ち味に薄い面があるのかもしれないが、初距離ということもあっただろう。前走で1700mを経験したことが生きてきそうだ。

サブリナラッシュは2走前にエーデルワイス賞で0秒6差の6着。ほかにもレベルの高い2歳戦が繰り広げられるホッカイドウ競馬のオープンで差のない競馬を続けていた。今回は兵庫への移籍緒戦、距離延長、輸送など何かと克服せねばならない課題はあるが、持ち前の堅実味を発揮できれば好勝負可能とみる。

バージンロードは前走の兵庫ジュニアグランプリ(9着)はともかく、メイレディのように重賞戦線にのっていたわけではないが、そのレースぶりを見るとキャリアを重ねるごとに競馬がうまくなっている印象を受ける。不気味さが漂う。

おすすめ買い目

馬単 10→2 2→10 10→6 6→10 10→4 4→10 10→7 7→10 10→3 3→10

 

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