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2011年12月10日 師走賞 (水沢競馬) ツイート
水沢競馬 第10レース 開幕の水沢競馬!この条件完全連対のトーホクキングに期待
岩手ケイシュウニュース 宮崎智正
施設の修理が終了し、ついに水沢競馬が開催されることとなりました。震災後に岩手競馬名物の冬の水沢競馬ができることは大変悦ばしく思います。これからも岩手競馬をご愛顧賜りますようよろしくお願いいたします。
さて、今季初の水沢競馬ということは、アップダウンがある左回りの盛岡とは正反対の平坦で右回りになる点が重要なカギ。水沢の厩舎だからといってコースに慣れているだろうと思い込むのは禁物で、実は右回りで調教を開始したのは今週から。そこがさらに予想を難解にさせる。そして水沢一発目のメインレースは中級条件の中距離特別「師走賞」(B2級、ダート1800m)。シルバーS賞で豪快な末脚を見せたトーホクキングはこの条件で連対パーフェクト。仕上がりも良好で狙い目十分と見たが、同じくこの条件を得意としているケイジーウィザード、上昇一途トーホクスピリットも逆転十分。他にも、ペースが緩めばアンビションガルやヤマニンエグザルトも侮れず、激戦必至のレースとなった。
トーホクキング…シルバーS賞ではスタート後10番手まで下げてコーナーで一気にまくり上げて直線突き抜ける強い内容で優勝。ここは久々の水沢開催となるが、1800mは4戦して2勝、2着2回と相性が良いし、この中間も迫力のある動きを見せていてい好調度を維持している様子。前走の勢いに乗って連勝態勢だ。
ケイジーウィザード…前走は勝った相手の大駆けにあって惜しくも2着に敗れたが内容的には近走の中では一番だった。水沢1800mも以前岩手に在籍していたときに経験しており2勝、2着3回の実績で崩れが少なかった。LJSでの3着から調子を取り戻し、着実に上昇ムード。勝ち負けまでの期待十分。
トーホクスピリット…積極的な逃げに転じた3走前が僅差の2着粘り込み、前走も果敢にハナを取って6馬身差の圧勝。完全に1600mを克服したようだ。1800mは2戦して4着2回ではあるが、水沢では盛岡よりもペースが落ち着く分、すんなり先手が取れれば押し切る可能性大。
センリグランピー…1800mになって連続2着し、前走などは大外を回されての2着で結果以上の評価を下して良い。水沢での2連勝もこの距離で果たしておりコース替わりも問題なし。久々の特別制覇も夢ではない。
アンビションガル…前走は中団から追走できたのが追い風となって直線でも末脚を伸ばして快勝。やはり落ち着いたペースになると力を発揮するようだ。水沢は小回りな分流れが落ち着くだけに、この馬にとっては好材料。中団の位置さえ取れればチャンスが出てくる。
ヤマニンエグザルト…11歳となって往年の瞬発力を求めるのは酷かもしれないが、ペースが落ち着く分、1800mの距離はプラスに作用するはず。この中間も気合い乗りは申し分ないし、コース替わりも全く苦にしないタイプ。前めの位置取りが取れれば、まだまだ底力は引けを取らない。
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