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2011年11月10日   日本盛カップ (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   兵庫GTへ弾みを付けたい実力馬達の前哨戦
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda03.jpg今回は12月28日に行われる兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)を見据えた馬達が多く揃った一戦。言うなれば前哨戦だ。まずはアートオブウォー。転入緒戦は道中終始引っ掛かり続けたが、直線は流すほどの圧勝劇。続く前走も勝利は確実かと思われたが、伸びに精彩を欠き5着。ただ、当日は太め残りと、メンコ装着で、変におとなしくなりすぎてしまっていたことが影響と、敗因はハッキリしている。中間の追い切りからも、デキは緒戦と変わった様子はなく、ここは即行の巻き返しが見られそうだ。タガノブリガデイロは前走休養明けながら、2着にコンマ5秒差を付ける圧勝。馬体が太めだったことを思えば、叩き2走目の今回は上積み必至だ。転入緒戦のエーシンエフダンズも侮れない。JRA5勝の実績もさることながら、10月31日の能検でも破格の時計をマーク。いきなり出番か。他では堅実に寄せてくるシンボリブラント、粘り強化が著しいツルマルメジャー

アートオブウォー…前走は断然の1番人気を裏切る5着だったが、陣営の話では、その敗因は明らかのようだ。「前走は太め残りも確かにあったが、折り合い面を考慮してメンコを着けたことが裏目に出てしまったみたいだ。後に聞いたのだが、JRAの頃でもメンコを着けると全くダメだったらしく、これが敗因だろう」と野田学師は前走を振り返る。現に最終追い切りでは、いつも通りの時計で動けており、デキに関しては問題なさそうだ。今後の重賞戦線のためにも、ここはシッカリと賞金を加算しておきたいところ。負けられない一戦だ。

タガノブリガデイロ…前走は約4ヶ月半振りの実戦。放牧先で怪我を負ってしまい、その影響から、当日は明らかな太め残りでの出走。しかし、蓋を開けてみれば全く問題なく余裕の勝利だった。「向正面でもう少し位置取りを上げようと思って、少し押した程度だったんだけど、反応が違いすぎたね。太め残りでこれだけ動けるんだから、やっぱりいい馬だね」と前走騎乗の下原騎手談。今回も追い切りでは破格の時計をマーク。久々をひと叩きした分でも馬体も絞れてきそう。まさに前進あって後退なしといったところか。

エーシンエフダンズ…10月31日の能検では、ほぼ追うところ無く、余裕の手応えで好時計をマーク。やや太め残りの体付きでこのパーフォーマンスは、さすが元JRAオープン馬と思わすモノだった。近走好走は芝中心だけに未知な部分はあるが、それでも過去には500万クラス勝ち、1000万クラス5着など、ダート実績も決して悪くはない。緒戦から要注意だ。

シンボリブラント…前走の勝ち馬と再戦、1.1秒差を考えると、さすがに分の悪さは否めない。ただ、今回もメンバーを見れば、前走と同じく流れが速くなることは間違いなさそう。堅実性のある末脚だけに注意しておきたい。

ツルマルメジャー…以前はA1に上がると打たれる場面が多かったが、その経験が活きてきたようで、最近は速い流れにも対応できるようになってきた。まだ勝ち負けまでは難しそうだが、3着争いには加えておきたい。

おすすめ買い目

馬単 10→6 6→10 10→8 8→10 10→2 6→8 8→6

 

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