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2011年11月 3日 兵庫県産たまご特別 (園田競馬) ツイート
園田競馬 第10レース 前走で力証明ツルマルビビッド堂々主役
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋
今回はツルマルビビッドに注目。2走前の転入緒戦は、先行馬が総崩れの超ハイペース。その中の差し切りだっただけに、同馬の実力が計れない部分があった。しかし、前走の姫山菊花賞では真っ向勝負で、勝ち馬からコンマ2秒差の3着。緒戦の内容がフロックではないことを証明して見せた。今回はその勝利を挙げたA1オープン戦。力を示した今なら信頼の置ける存在と言えるだろう。タガノエクリプスは今回がJRAから転入緒戦。約一年ぶりとなった前走が案外だったのは気懸かりだが、JRA5勝の実績はメンバー上位。アッサリ決めても不思議はない。他では兵庫大賞典覇者レッドゾーン、前走復調の兆しを見せたグランプリサクセス。近走は案外ながら、コスモハレルヤ、シルクヒーロー辺りも、このメンバーなら展開ひとつで圏内突入可能。
ツルマルビビッド…カイ食いの細さから、普段の調教はこれまで控えめなモノだったが、この中間は併せ馬でビッシリと追い切りを消化。「この中間は、こちらに来て初めてシッカリ攻めることができた。反動も出なかったし、これまでで一番と言えるデキだと思う」と田中道師も、今回の仕上げに納得の表情だった。勝った2走前から斤量は2㌔増えるが、当時よりもデキが上がってきている今なら十分カバー可能と見る。最有力候補だ。
タガノエクリプス…10月17日の能検では、ゲート内から馬っ気を出してしまい、道中もそのまま走っていた。本番でもその気の悪さを出さないか、気懸かりな面は残すが、その能検も余力残しで悠悠と1着ゴール。走破時計も及第点で、息保ちに関しては問題なさそうだ。タガノサイクロン、タガノマーシャルと、常にJRA転入緒戦からオープン戦で高いパフォーマンスを見せるタガノ軍団が送り出す第3の刺客。2頭に続き、この馬もアッサリと決めてくるか。
レッドゾーン…鮮烈な兵庫大賞典の勝利以降、今ひとつの内容が続いている。元々暑さに弱いタイプで、その影響が未だに尾を引いてるのかもしれない。ただ、追い切り自体は今回も好時計をマークしており、大きくデキが落ちたというほどではないように感じる。今回のオープン戦であれば、現状でもそれなりの格好は付けられそうだ。
グランプリサクセス…体質面が弱く、なかなか思うような調整が行えていないが、休み明け緒戦の前々走に見られていた歩様の硬さは、前走パドックでは見られず、結果も2着。展開が向いた部分があったとはいえ、そのパドック気配からも、使われつつ調子を上げてきているのは明白。引き続き注意だ。
コスモハレルヤ…押せ押せムードで勝ち上がってきた3歳時の勢いは最近もうひとつ感じられないが、オープン戦に入ってからもソツない競馬は続けている。勝ち馬に差は広げられたものの、前々走、前走ともに展開に泣かされた部分も大きい。まだ見限りは禁物だ。
シルクヒーロー…前走は直線で前が壁になる不利。うまく捌けておれば3着程度ならありそうな、そんな手応えだった。追い出してからの反応がジリっぽく、展開に注文の付くタイプだが、インで距離ロス無く追走できれば一発あっても。
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