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2011年10月 6日 姫山菊花賞 (園田競馬) ツイート
園田競馬 第10レース 勢いに乗るタガノサイクロン!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優
今年は名古屋から1頭、笠松から1頭、福山から2頭の計4頭を迎えて行われる今年の姫山菊花賞。
注目は重賞連勝を狙うタガノサイクロンだ。前走の摂津盃では鋭い脚で伸びて重賞初制覇。その後も至って順調で変わらず好調。
転入後3連勝は濃厚だ。相手候補は今年の兵庫大賞典を制したレッドゾーン。前走の雪辱を誓う。他には前走の勝ち方が鮮やかだったツルマルビビッドとハナを切れば渋太いプニプニヨークン、レース巧者のタガノバロットは続く。
タガノサイクロンは兵庫に転入後2連勝。緒戦だった2走前は反応が今ひとつだったが、前走の摂津盃は一度叩かれた効果で反応が一変。向正面でゴーサインを出されると素早く反応し一気に先団に取り付き差し切った。自身にとって重賞初制覇となった。その後オーナー牧場でしっかりと乗り込まれていた。最終追い切りでは追われてからの反応が今まで以上に良かった。仕上がり状態に不安が無いので重賞連勝は濃厚だ。
レッドゾーンは今年の兵庫大賞典を制した馬。前走は離れた最後方から鋭い末脚で追い込んできたが差し届かず4着に敗れてしまった。ハンデ戦で斤量が58キロだった点が影響したのだろう。今回は定量戦で56キロの斤量でレースに臨めることはこの馬にとってプラス材料。ただ、兵庫大賞典を勝った時の頃に比べるとまだ物足りない印象はある。それでも能力では上位なので大崩れは許されない。
ツルマルビビッドの前走は鮮やかな差し切り勝ちだった。超ハイペースになった展開で恵まれた面も大きいが向正面から進出する脚はなかなか鋭いものがあった。転入後まだ1戦しかしていないので未知な面が多いが、再度ハイペースの展開になれば浮上してくるだろう。
プニプニヨークンは2走前の摂津盃で2着に粘った馬。前走はキヨミラクルとの熾烈なハナ争いで超ハイペースになってしまった。その影響から向正面で脚色が鈍り、3コーナー過ぎには馬群に吸収されてしまった。今回も同型のモエレトレジャーはいるのでスンナリ行けるかは微妙だが、マイペースで逃げる事が出来れば2走前の再現があってもおかしくない。
タガノバロットはレース巧者。適距離は1400mなのでこの距離は少し長いが器用な立ち回りでこの距離で4勝。追い切りの動きでは軽快な脚捌きを披露しており、仕上がり状態は良好だ。力勝負では上位の馬とは差があるが、縺れる展開になれば面白い存在になる。
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