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2011年9月28日   東京盃 (大井競馬)  

大井競馬   第11レース   電撃の6ハロン戦!混戦を制するのはセイクリムズンだ!
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

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【中央所属馬の評価】
休養前の前走かきつばた記念を含む重賞3勝のセイクリムズン。1200m~1400mなら、先行差しで常に完璧なレースをみせる。鉄砲【0-0-1-1】だが久々でも動けるタイプ。調教もビシビシ追われて好タイム連発。

2連勝、特に前走のクラスターカップは文字通り力の競馬だったドスライス。1200m通算6勝。父はブリーダーズカップスプリントの覇者で、今季は素質開花のシーズンと言える。大井は初コースだが減点は見当たらない。

マルカベンチャーはJRA1200m~1400mのダートで4勝。今季この路線で安定した成績を残している。ダートグレードの“良血”フジキセキ産駒でまだまだ昇り目ある。差しに構えて末脚発揮。

前走佐賀のサマーチャンピオン圧勝で再び存在感をアピールしたスーニ。東京盃も2、5着と相性がいいレース。ただ、ベストはコーナー4つの1400m戦か。

アースサウンドは1200m~1400m5勝。今季旬を迎えた快速牝馬だ。前々走NST賞でドスライスの2着からも、GIIクラスなら互角のレースも。2歳時はラブミーチャンと好勝負だった。

【地方所属馬の評価】
ナイキマドリードは昨年の東京盃4着。続くJBCスプリント2着で、NARグランプリ最優秀短距離馬に選出された。気性面でポカも多い馬だが、一気のまくりは迫力満点。前走をひと叩きされ上向き。

ラブミーチャンの前走クラスターカップの失速は、逃げて目標になったためだろう。2番手から抜け出した2走前の習志野きらっとスプリントは、やはり地方馬同士では別格の強さだった。ここも飛ばして。

ブリーズフレイバーの前走は8キロ増。目標にされる不利もあったが、期待の割には案外だった。1200m7勝。今回が正念場というか、今後を占う意味でも大事なレース。

ジーエスライカーの前走、習志野きらっとスプリントは最後力負け。とはいえ、相手は地方交流では別格のラブミーチャンだったことを考えれば、この馬にも望みはある。今回ペースのカギを握る馬。

モアザンスマートは転入初戦の前走アフター5スター賞で、4コーナー13番手から大外一気。上がり35秒6と数字通りの脚だった。JRAで1000m~1200m3勝。南関東の馬場との相性は前走で証明済み。

コアレスピューマはノンタイトルではあるが、船橋記念、東京スプリントともに3着。大井1200m1分10秒9ならチャンスがないわけでもない。

ダイワシークレットは転入初戦の前走アフター5スター賞で、厳しい流れを自ら捌くという、勝ち馬を凌ぐ内容だった。JRA4勝以上に、南関東の水が合いそうなタイプ。

マグニフィカは今回的場文男騎手が騎乗。前走も不満の残る内容で、復活は遠いか。

ニシノコンサフォスは11歳馬だけに、昇り目も期待できず厳しいだろう。

【解説者の予想】
久々は気になるが、連勝中のセイクリムズンが中心だろう。JRAの今の深い馬場で中山ダート1200m1分9秒7はパワーとスピードを兼ね備えている証拠だ。ハイペース必至だが、見ながら行けるのは強味。

こちらも連勝中のドスライスも、新潟ダート1200m1分9秒8の持ちタイム。ゲートに課題ありすんなり出られれば期待できる。ナイキマドリードは叩かれ確実に良化。流れに乗って走りたい。

展開ひとつでマルカベンチャー、前走のレコードが本物ならスーニアースサウンドラブミーチャンの牝馬2頭もスピードに遜色なく、どこからでも狙えるレース。ひと言でいえば「混戦」。

◎セイクリムズン
○ドスライス
▲ナイキマドリード
△マルカベンチャー
△スーニ
△アースサウンド
△ラブミーチャン

おすすめ買い目

馬単 11→1 1→11 11→6 6→11 11→9 9→11 1→6 6→1 11→8 11→12

 

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