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2011年9月22日 園田プリンセスカップ (園田競馬) ツイート
園田競馬 第10レース 目下3連勝アスカリーブル初重賞制覇へ
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋
今回の注目はアスカリーブル。デビューからこれまで3戦3勝と負け無しの実績。特に距離が伸びてからのレース振りが実に強い内容で、先頭に立ってからソラを使いながらでの楽勝と、まだ伸び代も十分残している。ひ弱に見えていた馬体にも、最近はシッカリ実が入ってきており、砂を被って怯む面もだいぶ解消と、心身ともの成長も窺える。初重賞制覇へ視界良好だ。笠松から遠征のピースキャンドルもデビューから負け無しの2戦2勝。前走も初距離戦ながら、スンナリ先手を奪うとそのまま押し切っての勝利。今回は距離2走目だけに息保ち面の更なる良化も考えられる。侮れない存在だ。他では、レース毎に着実な内容良化を示しているメイレディ、ビザンローズ。発馬五分に決まればセリアマリポーサ、気配一変ムードのミヤシンボーラー辺りの一発にも要注意。
アスカリーブル…この中間も入念に乗り込まれており、仕上げに関しては問題なさそう。「これまでは気合をあまり表に出すタイプではなかったが、最終追い切りが終わった辺りから気合が表れてきた。気配はこれまでで一番と言えるかな」と田村師も仕上げに満足がいってる様子だ。これまでの内容からも園田では敵無しの印象。地元大将格としてもここは負けられない。
ピースキャンドル…前走の秋風ジュニア(2歳・オープン)は、未勝利馬が多く揃った一戦。それゆえレースレベル自体がどうなのか、という疑問も浮かぶ。ただ、スンナリハナを奪い、終始脚色衰えることなくゴール。着差以上に余裕も感じられ、内容自体は決して悪くなかった。初距離戦だった事を考慮しても、2戦2勝のセンスは伊達ではなさそうだ。輸送でのイレ込みさえなければ逆転も。
メイレディ…近2戦続けてアスカリーブルに完敗しているだけに、逆転となるとどうかという気持ちは過ぎる。ただ、前々走よりも前走は道中長く脚が使えており、地味ながら一走毎に力を付けてきている事は間違いない。展開に左右されず確実に脚が使えるのも強み。前半の展開が縺れるようならもしかしたら…。
ビザンローズ…ここまで5戦を消化とキャリアは豊富。それほどスパッと切れる脚は使えないが、追われてから長くしぶとい脚が使えるタイプ。前走も4着ながら、前半の位置取り、展開から考えてもコンマ3秒差なら悪くない内容に思える。うまく先行集団に取り付いて行ければ、後半の浮上も可能だろう。
セリアマリポーサ…前走はスタート出遅れ。そこから折り合いも欠き続けてしまい、終始チグハグな競馬になっていた。これまで園田で行われてきたデビュー戦の中でも、同馬が勝利した内容は、上記アスカリーブルに次ぐ2番目に速い時計での勝利。その点からも素質は十分。距離2走目での変わり身に注意。
ミヤシンボーラー…デビュー戦よりもパフォーマンスを落とした前走内容を見ると、ハナが切れてこそのタイプかもしれない。ただ、陣営のコメントでは、前走は満足のいく仕上げが出来ていなかったとの事。現にこの中間は追い切りで好時計を出している。警戒は必要だろう。
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