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2011年8月21日   若鮎賞 (盛岡競馬)  

盛岡競馬   第10レース   3連勝のエスプレッソが一歩リード
宮崎智正

morioka11.jpg本日のメインレースはジュニアグランプリトライアルの特別「若鮎賞」(2歳級、芝1600m)。

芝で初めての距離となりハードルが一気に上昇。加えて、5頭立ての少頭数となり、展開の紛れがあるかも知れず激戦が予想される。その中でデビューから負けなしの3連勝のエスプレッソがやはり中心。
その3戦どれをとっても強い内容でここでは力一歩リードと見た。そのエスプレッソに前走煮え湯を飲まされたハルトリーゲルは芝替わりで巻き返しを狙い、距離延長が合いそうなワタリドラゴン、マーライオンパーク、芝適正を狙って出走を決めたキモンパーティーも展開次第では金星がありそう。

エスプレッソ…デビュー戦は能検好タイムの馬が人気になり4番人気。スタートで後手を踏んだとはいえ、芝1000mですぐさま挽回して、さらに直線突き抜ける強い内容で優勝し、非凡な素質をアピール。ダートに替わった次走では後続を2秒も離す圧巻の勝利。さらに前走などは直線で少し気合いをつけられただけで鞍上の斎藤騎手はほぼ手綱を持ったままで完勝。現時点では向かうところ敵なしといった印象。初距離となるが、あっさり突破して不思議はない。

ハルトリーゲル…デビュー戦で勝負根性を見せて快勝。続くダートでは連続の2着で前走などはエスプレッソに大きく溝を開けられてしまったが、まだ体がしっかりしていなかったこともあって仕上がりも6分程度だった。今回はしっかりと追い切られ確実に状態はアップしている。芝適正もあってデビュー時の時計比較ではエスプレッソより0.6秒速い結果を残しており、芝替わりで勝機をうかがう。

ワタリドラゴン…前走は直線でマーライオンパークとの叩き合いを半馬身差押さえて快勝なかなかの勝負強さを見せた。その内容を見ても芝が向いているのは確かだし、血統的にも距離延長はプラスといえる。うまく先行できれば直線での勝負根性が生きてくる。

マーライオンパーク…ダートのデビュー戦、芝の2戦目ともに直線でかわされ2着となったが、前走は逆に直線で突き抜けて待望の初勝利をおさめた。芝、ダート問わずに駆けてくるところは魅力だし、1600mへの延長も折り合いに苦労するタイプではないだけに問題なさそう。好走の期待は十分持てる。

キモンパーティー…前走はウインハーモニーの2着となったが、2番手追走して直線の末脚も大きく鈍ることなく、芝適正があることをアピール。ここはその適性を見越しての出走といえるし、中間も意欲的な攻め馬で仕上がり良好。距離延長もこの馬にとっては歓迎材料と言えそうだ。
 

おすすめ買い目

馬単 4→2 4→3 4→1 4→5

 

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