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2011年8月18日 王冠賞 (門別競馬) ツイート
門別競馬 第12レース 素質開花スタープロフィットに期待
対馬 大樹
【結論】
3歳三冠レースの最終戦。昨年はこのレースを制したクラキンコが史上初牝馬による三冠馬に輝いた。今年は北斗盃、北海優駿馬が不在で混戦ムードが漂うが、ここは素質開花したスタープロフィットに期待。北海優駿はハナ差で2着に敗れたが、前走の盛岡遠征で待望の重賞初制覇。他馬とは勢いが違う。今度は地元重賞初制覇へ。相手は地力強化目立つモリデンクーバー、北海優駿1番人気で敗れた雪辱に燃えるサントメジャー、地元戦で巻き返しを誓うエバーオンワード、北海優駿3着のエルドラゴン、転入後、一戦毎に力をつけているコスモアジル。
【詳細解説】
スタープロフィットは今季緒戦のJRA交流戦を圧勝すると、続く北海優駿ではハナ差2着。そして前走の盛岡遠征では初芝を克服して重賞初制覇。デビュー当初から期待されていた馬が、ここにきて素質開花。前走後はここ目標に調整。遠征の疲れもなく、文句のないデキ。北斗盃、北海優駿馬が不在なら、今回も勝ち負け十分。
モリデンクーバーは2走前のJRA交流戦こそ不本意な結果に終わったが、地元同士の一戦となった前走でアッサリ巻き返すあたりこの馬の地力。北海優駿4着は伊達でなかった。バテずに脚が続くタイプだし、血統背景からも距離が延びてこそ真価を発揮してくれるはず。仕上がりも上々。逆転Vへ態勢は整った。
サントメジャーの前走はここへ向けてのステップレース。結果は3着も、初めての古馬相手、それもB1条件で0秒5差3着なら上々といえるだろう。その後は十分に稽古を消化。万全の態勢で王冠賞に臨めそう。北海優駿は1番人気に支持されながらも8着に敗れた。その時の汚名返上へ、最後の一冠は譲れない。
エバーオンワードは2連勝して調子が上がってきての函館遠征だったが、最後まで流れに乗れず7着。しかし、あれがこの馬の実力でないことは確か。中間の追い切りで絶好の動きを見せたように好調を維持。北海優駿の時とはデキが全然違うし、このメンバー相手なら北海道2歳優駿3着の力を改めて見直したい。
エルドラゴンのここ2戦はJRAの特指競走に挑戦。結果は8、11着も、強敵相手に揉まれた経験はこの馬にとって大きな糧になるはず。今度は地元での3歳戦。厩舎陣営のコメントからも「距離は長ければ長いほといい」と。北海優駿での直線の末脚は強烈だったし、あの脚がここでも使えれば出番があっていい。
コスモアジルは中央未勝利で今年道営に転入してきたが、7戦して2勝、2着3回、4着1回。新天地で完全にひと皮むけた感じ。3歳の一線級との対戦は初めてだが、素質はこの中に入っても見劣らない。父、母の父は長距離で活躍。この馬自身もスタミナは豊富だし、今の充実ぶりなら一発あっても驚けない。
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