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2011年8月11日 ブリーダーズゴールドC (門別競馬) ツイート
門別競馬 第11レース メイショウタメトモが重賞初制覇へ
対馬 大樹
【中央所属馬の評価】
メイショウタメトモは今年1月の川崎記念(交流G1)でフリオーソの2着。重賞初挑戦でこの成績は立派。フェブラリーSは苦戦を強いられたが、前走のマーキュリーCではスタート後に落鉄しながらも差し返して2着。鞍上の武豊騎手もかなりの手応えを掴んだ様子。その後はここ目標に調整。馬体も回復し、4日の稽古では軽快な動きを披露。体調は万全。強敵不在の今回は重賞初制覇も十分。
エーシンモアオバーは連勝を狙った前走が、スタート直後に躓き落馬。競走中止となってしまったが、幸いにも人馬ともに落馬の影響はなく、10日後の7月27日にはコースで時計を出す元気さ。その後も2本追い切りを消化し、ここへ向けてしっかり立て直された。今回は単騎先行が叶いそうで展開利が見込める。56キロと斤量が軽くなったのも好材料。前残りに注意。
シビルウォーは昨年暮れの名古屋グランプリ(交流重賞)で3着。優勝したワンダースピードとは0秒4差だった。その後、中央重賞で13、10着。一線級相手ではまだ力不足の印象だが、今回出走する中央所属馬の中で、中央重賞、又はダートグレード競走の勝ち馬は一頭だけ。それもG3勝ちなら、同馬にもチャンスはあるはず。決め手勝負になれば台頭可能。
ピイラニハイウェイはまだ重賞勝ちはないが、昨年のエルムS(G3)、今年1月の平安(G3)でいずれも4着。今回はダートグレード競走とはいえ、抜けた馬が見当たらないし、ここなら通用しても不思議でないだろう。中間は札幌競馬場で調整。輸送も無事にクリアできて体調も上々。これなら前走以上の力を発揮できそう。距離延長も好材料だし、侮り禁物。
ロールオブザダイスは前走後放牧に出されてリフレッシュされた。中央所属馬の中では唯一の重賞ホースで、昨年のこのレースの5着馬。近走の成績は確かに物足りないが、門別コースを経験しているのも強みだし、力さえ出し切れば、ここなら出番があっていい。
【地方所属馬の評価】
シーズザゴールドは道営出身。2歳のデビュー戦では、のちの3歳三冠馬に輝いたクラキンコを破って新馬勝ち。南関東に移籍後は3連勝して京浜盃で2着。そして羽田盃で優勝し重賞タイトルを獲得した。東京ダービーでは4着。4歳になってからも金杯で2着。先日の帝王賞ではJRAの強敵相手に7着。実力はここに入っても見劣らないし、一発あっても驚けない。
【ホッカイドウ競馬所属馬の評価】
クラキンコは前走のノースクイーンCこそ、ショウリダバンザイの末脚に屈して2着に敗れたが、今季3戦して重賞2勝の活躍は高く評価できる。今度はJRAの強豪相手だが、地元最強馬の底力に期待。
リフレックスはクラキンコ不在だったとはいえ、前走の赤レンガ記念で待望の重賞初制覇。JRAで3勝の実績があるし、今のデキなら穴で一考。
サクラルーラーは転入後、1、2、1着。前走レコード勝ちと勢いはあるが、中央在籍時は500万条件にいた馬。デキはいいが、相手強化の今回は過信は禁物。
リノヴァティオは中央未勝利。先日の赤レンガ記念で2着と好走したが、馬場と展開に恵まれた感が強い。ここで勝ち負けまでは疑問。
ゲイルバニヤンは転入緒戦こそ2着もその後の内容がひと息。交流重賞では厳しい。
ラプレは今季順調に使われているが、ここに入ると家賃が高過ぎる。苦戦覚悟。
【解説者の予想】
今年のJRA勢は重賞ホースが僅か一頭。例年になくメンバー構成が手薄だが、それでも川崎記念、マーキューリーCでいずれも2着だったメイショウタメトモが一歩リードの感。重賞初勝利を狙う。
相手は同型不在で展開利が見込めるエーシンモアオバー。2000メートルもこなせる距離だし、前残りを警戒。地元期待のクラキンコは昨年の3歳三冠馬で今年も重賞2勝の活躍。54キロなら一発あっても驚けない。
南関東からの刺客シーズザゴールド、決め手強烈なシビルウォーも展開ひとつで台頭可能。復調気配のピイラニハイウェイにも注意。
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