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2011年8月11日 くすの木特別 (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第11レース 主役不在の混戦レース
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
正直、何とも言えない顔ぶれである。こういう時は今後を見据えた馬券作戦がいい。
期待は生え抜き4歳のメモリーキャップ。相手はヒカルアヤノヒメ、ビッグローズ、マッキーサマンサ。パワートップスターやテラノハイトップには一発の魅力はあるが、アテにはしづらいタイプだ。
メモリーキャップは4歳になったころからスランプに。いい感じで押し上げてはくるが、直線止まってしまうというレースの繰り返しとなってしまった。状態面というより精神的なものか。その証拠に、すいすい逃げた3走前は快勝している。ここでそんな競馬はできそうにないが、このメンバーなら本来の差す競馬で間に合うはず。攻め馬を強化してきたように、状態自体は悪くない。あとは気持ちが乗るか乗らないかだ。
この中に入れば堅実といっていいヒカルアヤノヒメ。中間も順調にきており、上位をにぎわせてくれそうだ。丸山騎手も2度目。最内枠をうまくさばければ。
勝ち味という点ではビッグローズが一歩リード。ただ、転入緒戦を勝って7、5着、笠松戦を勝って8着とどうも波に乗れない。中央時は500万の交流戦で再三好走した馬である。もっとやれるはずだ。
調子は可もなく不可もなしで掲示板には載っているマッキーサマンサ。もうひと押し足りないが、大きくも崩れない。自力でとはいかないが、ほかが走らなければ出番が回ってくる。
パワートップスターはポンと行けるかどうかにかかっている。前走3番手から3着に粘り込んだ。これで波に乗りたいところだが、状態は上向きどころか下降気味の様子。アテにはできない。
テラノハイトップも馬券となると逃げか追い込みかの極端な競馬でハマった場合に、といった感じになる。実績的には上位の存在だが、近走の成績からして積極的には狙いづらい。
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