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2011年8月 9日 MRO金賞 (金沢競馬) ツイート
金沢競馬 第11レース ナムラダイキチが遠征勢を返り討ちに!
鍛冶 匠
金沢3歳3冠レースの二つ目で、今年は兵庫・東海から遠征馬6頭を迎えて行われる。金沢ナムラダイキチと兵庫ホクセツサンダーが実績的に一歩リードといったところだが、東海ダービーの覇者アムロ、北日本新聞杯の勝ち馬エムザックハーツらも虎視眈々の構え。距離を求めてきたマコトカリバーン、名古屋の快速ソウゲンらまで圏内視。
◎は③ナムラダイキチ。中央ダートの2勝馬で、鳴り物入りで当地に転入。転入後は古馬オープン相手に②①②着と互角以上の攻防を演じ、期待に違わぬ走りを披露。レース振りと状態は一戦度に良くなっているし、当面の目標だったこのレースに良い感触で臨めそうだ。キレよりも渋太さといった馬で、中央時も2000m前後が主戦場。前走は千四でも連対したが、千七の方が力を出せるだろう。地元の堂々たる大将だ。
○は⑥ホクセツサンデー。兵庫最強はオオエライジンだが、それに次ぐ目下ナンバー2の存在と目している。3走前の兵庫チャンピオンSで、ラヴィアンクレール(ヒヤシンスS勝ち)や、リアライズノユメ(GⅢ・GⅡとダートグレード2勝)ら中央勢に割って入り2着の実績は大威張りできるもの。スピードと粘りを兼ね備えているし、もちろん千七も守備範囲。遠征勢の比較ではこの馬が一番だろう。
3番手は⑨アムロ。2走前に東海ダービーを制し、混戦と言われている今年の東海3歳戦線の頂点に立った。その後はジャパンダートダービーを使いここへ。常識に掛からぬ気性のようで、イメージ的には先行しての一発屋。流れ一つで浮沈といった感じだが、まんまと先手を奪えた場合には怖い存在だ。
4番手は⑧エムザックハーツ。3歳重賞の一冠目、北日本新聞杯を圧勝した現3歳チャンプ。ここ2戦は古馬B級相手に①③着だが、前走に関しては元中央オープン馬が相手とクラスに反して相手が強かった。5月に重賞を勝った時より相手は強いが、3歳同士ならそうヒケ目はない筈。得意のラチ沿い進出からの一発に注意したい。
注は⑤マコトカリバーン。平場の一組で好走があるぐらいで、重賞は今回が初挑戦。目立った戦績ではないが、5走前の2着馬はその後に牝馬限定戦ながら重賞勝ち、4走前には⑨アムロと小差のレース。この馬もなかなか力があると見ていいだろう。長い距離に適性があるとのことで、陣営はここが当面の目標だったと明言している。そういった存在だけに、あまり軽くは扱えないということ。
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