おすすめ注目レース
2011年8月 5日 東海クイーンカップ(SP2) (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第11レース 前走はフロックではない!? ベラトリックス
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
7月に行われた笠松・クイーンCの再戦メンバー。穴をあけたテイエムオジャンセを除き、ほぼその順番通りベラトリックス、兵庫ナナクサ、ミラノボヴィッチ、フレンドミーとした。別路線から来た金沢ダイワシンシア、3連勝コスモハーヴェストがどこまでやれるかにも注目。
ベラトリックスはそれまでも穴人気しながらなかなか結果を残せなかったが、初めて笠松に矛先を向けて見事、初重賞制覇。確かにハマった感じはあるし、笠松コースが合ったということも考えられる。が、牝馬同士なら、というところもあったと思う。状態はさらに上向いている様子。ここでも好走してフロックでなかったことを証明する。
ナナクサは初めて遠征した笠松では多少うるささを見せていたこともあってか、好スタートが切れず内でもモマれる競馬。ただ、きっちり折り合っていい感じで追走していたし、おしまいの伸び脚はかなりのもので、勝負どころでスムーズにさばけていればの内容だった。負けて強し、さぞかし自信になったことだろう。名古屋1600mの大外枠ならいつもの先行策に打って出そうだ。
ミラノボヴィッチは発馬不安がついて回るが、強引に動いて力の一端は示せたと思う。2走目で、と言いたいところだが、今回は痛恨の最内枠。どういう競馬になるのか。力は認めるが…。
フレンドミーはミラノボヴィッチが一気に進出してきたのにあわせて出ていかざるを得なかった。あれはあれで仕方ない。とにかく競馬のうまい馬だ。普通の流れなら違うはず。
ダイワシンシアは決して反応のいい馬ではなく、追走に手が動くかもしれないが、それでいてバテずにしぶとく伸びてくる。距離も悪くなさそうだ。地方では底を見せていない魅力あり。
底を見せていないといえばコスモハーヴェストもそう。一気の相手強化になるが、競られても踏ん張った2走前からして一介の逃げ馬でもなさそうである。試金石。
おすすめ買い目
※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。