Odds Park 競馬

この２日間は下級条件ばかりだが、白熱したレースが期待できそうな笠松けいば。

中でもメインの郡上特別は伏兵多彩で馬券的にも面白そうな一戦となった。注目は充実ぶりが目に付くキャンドルホルダー。以下フロストフラワー、テーオーケンシン、テーオージャングルの名古屋勢に、逃げるコウユーシンデレラ、差すチャローラクシュミも差はなく続く。

キャンドルホルダーは４月に藤田正治厩舎へ転厩。以後は⑦④②⑤①⑥②①①着と大きく変わり身を見せてきた。特にマクった５走前の勝ちっぷりが圧巻だったし、３走前の800ｍ２着で出脚も戻り、レースぶりに安定感。２走前は好時計勝ち、前走は特別勝ちと充実一途だ。特別連勝も夢ではない。

フロストフラワーは中央から戻ってきた前走が味のある内容。牝馬にしては好馬体の持ち主で、もっと先をと思わせるに十分だった。時計的にはそれほどでもないように映るが、全体的にかかっていたので気にしなくてもいいだろう。笠松は以前在籍していたコース。問題あるまい。

テーオーケンシンは少しレース間隔があいたが、３走前に６カ月ぶりをいきなり決めているぐらいだから気にしなくていいはず。何といっても（４２００）と当地区では連を外していないのが魅力だ。休み前の転入２走目にはこの条件で２着があり、その時の勝ち馬は別格だった。注目は当然だろう。

テーオージャングルは転入して３連続２着ともどかしいが、勝ち馬の顔ぶれを見ると仕方のない面もある。むしろ特別のここでもと思わせるに十分な顔ぶれといっていいかもしれない。差し脚は堅実だ。うまく内枠をさばくことができれば。

コウユーシンデレラは３走前にこの条件で逃げて２着に粘っている。その先行力でここも逃げを主張してくるだろう。そうなれば（３４０２）だ。粘り込みに注意。

チャローラクシュミの前走はハマった感じがなくもないが、ここ一連の堅実な走りは評価せねばなるまい。流れひとつで一角崩しがあっても。