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2011年7月22日 名港盃(SP2) (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第11レース 2強の一騎打ちを堪能
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
名古屋夏の名物レース・名港盃。こういう時期なので昇り馬の活躍もしばしばだが、今年は実力馬キングスゾーンとマルカハンニバルが出走してきただけに、付け入る隙はかなり限られていると思う。割って入る可能性を残しているのはキクノトップラン。ホウライエイブル、ベルモントパッシオでは3着争いまで? 一気の格上挑戦・キングローズにも頑張ってほしいが…。
マルカハンニバルはひと息入って半信半疑だった前走を快勝。あらためて地力の高さを証明してみせた。状態面でかなり上積みが見込めるし、距離延長も望むところ。東海桜花賞でキングスゾーンをハナ差下しているが、何かとハマった感は否めない。そういう声を黙らせるためにも、この一騎打ちでぜひ下しておきたい。
言わずと知れた名古屋の顔・キングスゾーンは9歳になってもまだまだ元気。きっちりとしたローテーションが組まれているので、常にいい体調でレースに臨んでくるから頼もしい。馬体を併せたときの勝負根性は特筆もの。東海桜花賞は外のマルヨフェニックスに併せにいった隙に出し抜けを食らった形。まともに馬体を併せれば抜かせない。
キクノトップランの再転入緒戦は準オープン2着。転出前はC級だったので、しっかり成長して戻ってきたということだろう。アタマだけ差されたのは太めが残っていたから。血統的にも実績的にも距離延長は好材料。上積みで2強に立ち向かう。
ホウライエイブルは昨年の2着馬。当時は堅実なタイプだったが、ブランク後はもうひとつ良くなりきっていない。そういう意味では伸びしろが残っているし、最近はムラだから一変もあり得るわけだが、ゾーン、ハンニバル相手でどうか。
ベルモントパッシオは反応の鈍いところがあって当初はとりこぼしも目立ったが、ここにきてスムーズなレースができるようになり、成績も安定。前走では初のオープン挑戦で2着に食い込んだ。ただ、やはりあの2頭は強い。
キングローズがB級から格上挑戦。さすがに厳しいとは思うが、脚質転換で新境地を開きつつある。ここもマクリにかけてどこまで。
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