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2011年7月18日   マーキュリーカップ(Jpn3) (盛岡競馬)  

盛岡競馬   第10レース   飛躍のとき!ゴルトブリッツ
全国公営競馬専門紙協会 エイカン

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【中央所属馬の評価】
ミラクルレジェンドは昨年、レパードステークス、クイーン賞と重賞を2連勝。年が明けて2月のTCK女王盃2着、3月のエンプレス杯3着とラヴェリータの後塵を拝したが、左回りにおける安定感は抜群。今回は約4ヵ月振りの実戦となるが、やはり休み明けだった12月のクイーン賞も快勝しており、鉄砲は利くタイプ。53キロで走れるここは牡馬相手でも気後れすることはないだろう。

ゴルトブリッツは今年に入って1000万下→1600万下→アンタレスステークスと3連勝し、本格化。一気に重賞ウィナーの仲間入りを果たした。5月22日の東海ステークスこそ5着と1番人気を裏切ったが、展開のアヤもあり、実力を発揮する前にレースが終わってしまった印象。今度は広い盛岡のダートコースで少頭数。巻き返すには絶好のチャンスと思える。

メイショウタメトモは先週のプロキオンステークスを回避してここへ。昨秋、飛ぶ鳥を落とす勢いのニホンピロアワーズに競り勝ってオープン入りを果たすと、1月には川崎記念2着とJpn1で連対を果たすまでに成長。2月のフェブラリーステークスこそ13着と通用しなかったが、今回は川崎記念のようにジックリ乗れる左回りの2000mが舞台。場合によっては先手も可能なメンバー構成となっており、あとは2月以来の実戦がどうかだけ。パワーストラグルは昨秋の白山大賞典の勝ち馬。その後はもうひとつのレースを続けていたが、前走、函館の大沼ステークスでエーシンモアオバーの2着と復調気配を見せている。金沢で行われた白山大賞典が6馬身という楽勝だっただけに、道中すんなり流れる交流戦を得意とするタイプとも思われ、今回はこの馬にとって手頃な頭数、メンバーと言えるかもしれない。

【地方所属馬の評価】
一発大駆けを秘めるのはグランシュヴァリエ。やはり高知代表として挑んだ昨秋の南部杯ではあわやエスポワールシチーに先着しようかという内容で3着に健闘しており、距離こそ異なるが、再び盛岡競馬場であの走りを期待してみる手もある。
地元・岩手勢は期待の4歳馬ロックハンドスターが前哨戦「みちのく大賞典」で5着に沈んでここへ駒を進められず。

【解説者の予想】
主役には紅一点のミラクルレジェンドを指名。とにかく左回りでの斬れのある動きが魅力。それにこの暑さ。この時季は昨年、ジャパンダートダービーを僅差の4着し、レパードステークス勝ち。夏は牝馬の格言に乗る。むろん、ゴルトブリッツが逆転十分の対抗格。実力がそのまま反映される盛岡の2000mが舞台だけに本格化したこの馬の実力を信頼する手も。6歳馬メイショウタメトモも川崎記念のレースを見る限りまだまだ力をつけている。交流戦で思い切った騎乗をすることがある武豊騎手が鞍上だけに単の魅力も。そして地方でグレード勝ちがあるパワーストラグル。中央馬4頭のなかではもっとも人気薄になりそうなだけに馬券的にも妙味と思える。どうしても地方馬を絡めたい人には地元の名手・菅原勲騎手を鞍上に迎えたグランシュヴァリエを推奨。

◎ミラクルレジェンド
○ゴルトブリッツ
▲メイショウタメトモ
△パワーストラグル
△グランシュヴァリエ

おすすめ買い目

馬単 4→6 6→4 4→9 9→4 4→7 7→4 6→9 9→6 4→8

 

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