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2011年7月17日   せきれい賞(ソングオブウインド賞) (盛岡競馬)  

盛岡競馬   第10レース   3連覇を狙うコスモヴァシュラン!阻止できるかマイネルアラバンサ!
岩手ケイシュウニュース 宮崎智正

morioka10.jpg本日のメインレースは岩手芝長距離王決定戦、重賞「せきれい賞」(3歳上、芝2400m)。芝実績一番のマイネルアラバンサが満を持して登場。3連覇を狙うコスモヴァシュランと激突。一昨年のこのレースで煮え湯を飲んだボスアミーゴも芝王者奪還に意欲満々。他にも、芝駆けるマチカネカミカゼサウンドサンデーがこの3頭のスキをうかがい、白熱したレースが期待できそうだ。

マイネルアラバンサ…芝は中央時代に出走し、青葉賞での2着を含で2勝、2着2回で実績はメンバー中上位。転入初戦の前走でも余力十分で快勝し力の違いを見せたが、自身の持ち味は芝でこそのもの。今年8歳でもまだ33戦しか走っていないだけあって年齢以上に若く映るし、実際に東海地区でも一線級相手に互角に渡り歩いており、力の衰えは見られない。不安材料があるとすれば、不利な大外12番枠からの発走と、跳びの大きな馬で小回りの盛岡芝で相手をさばけるかだけ。重賞取りに意欲満々だ。

コスモヴァシュラン(川崎)…このせきれい賞を2連覇し、盛岡の芝コースとの相性は抜群。今回は直前に中央遠征で芝に出走し、着順こそ12着で振るわなかったが、ここへ向けての叩き台だと考えると評価は変わってくる。コーナーからの鋭いスパートは一級品だけに、3連覇も夢ではない。コースロスの少ない内側の3枠を引き当てたのも好材料といえる。

ボスアミーゴ…昨シーズンは体調を崩したのか、年間通して7戦のみで芝にいたっては2戦しか出走できなかった。今季も初戦のダートで大差の7着となり、復調を危ぶまれたが、かきつばた賞では最初の正面の直線まで最後方追走で向正面から徐々に進出、4コーナー付近で先頭集団に取り付き、直線外から鋭く伸ばして内から抜け出したサウンドサンデーをクビ差押さえて優勝。復活を印象付ける内容で改めて芝巧者を印象付けた。この中間も順調に来ているし、良馬場で競馬ができれば十分好勝負が可能だろう。

マチカネカミカゼ(北海道)…中央時代は芝を中心に使われていて18戦2勝、2着3回、3着1回の実績があり、適性は申し分なし。地方移籍後も愛知と現所属の北海道で一線級相手に差のない競馬をしており、地力は十分。距離も中央の阿武隈Sで小差の4着があり問題はなさそう。ここは絶好枠の1番枠を引き当て、勝機は十分ありそうだ。

サウンドサンデー…前走のかきつばた賞では直線最内を突いて抜け出しを図ったが、外からボスアミーゴが鋭く伸びて惜しくも2着。道中折り合いを欠いの結果だけに、スムーズな競馬ができればあるいは勝っていたかもしれない。ここも強豪がそろったが、不気味な存在だ。

おすすめ買い目

馬単 12→3 3→12 12→5 5→12 12→1 1→12 12→6 6→12 3→5

 

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