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2011年7月15日 クイーンカップ(SP3) (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第10レース 本領発揮ならミラノボヴィッチだが...
競馬エース 幸村博之
正直、パッとしないメンバーである。それならばと唯一の重賞勝ち馬・ミラノボヴィッチの復活に期待するが、近2走の負け方が不可解なだけに全幅の信頼とは…。狙ってみて面白そうなのが名古屋のベラトリックス。兵庫ナナクサは狙い澄ましてきた? フレンドミーがこれに続く。サウスギャラクシー、ナガラローマンは押さえまで。
今年の3歳世代は日替わりの重賞勝ち馬だったが、重賞ウイナーが7頭も集まったゴールドジュニアを制し、いち早く重賞2勝目を挙げたのがこのミラノボヴィッチ。2歳時のプリンセス特別勝ちでは、のちのグランダム・ジャパン2011・3歳シーズン覇者となるマンボビーンを破っている。期待されたその後の名古屋・スプリングC、福山・若草賞での惨敗ですっかり株を下げてしまった印象。気分次第のところがあるということか。でも、逆に考えれば力負けしたわけではないということ。立て直しを図られて3カ月半ぶりだが、ここに向けてしっかり乗り込まれてきた。この馬の力さえ出し切れれば勝ち負けできて当然だと思うが。
ベラトリックスはこのところ穴人気して4、4着だが、それだけ支持されるのは調子が上向いてきたから。自己条件で勝ち切れないのに重賞ではとも思えるが、今回はそう大した顔ぶれではない。笠松コースが合うようなら、思わぬ好走も夢ではないと思う。
ナナクサは重賞勝ちこそないが、菊水賞2着にのじぎく賞でマンボビーンに0秒4差(4着)。兵庫ダービーこそ牡馬相手で距離も長くて少し差をつけられたが(2秒5差5着)、先行力を武器に兵庫の3歳重賞戦線で活躍していた馬である。ミラノボヴィッチがそんな感じだから、こちらの方が安心かもしれない。
フレンドミーは初ダートでどうかと思われた転入緒戦で2着。しかも古馬B級(4組)でのものだから、時計が平凡だったとしてもそれなりに価値はあるというものだ。前々で器用な競馬ができるのもいい。3歳馬同士、しかも牝馬同士なら。
サウスギャラクシーはやや一本調子の面は否めないが、自己条件なら結構しぶとい。ここは重賞だが、自己条件みたいなもの?と考えれば…。とにかく先手が欲しい。
ナガラローマンは2、3月の中央遠征の反動で調子を崩してからなかなか立ち直れずにいる。復調の気配はうかがえるのだが、なかなか結果につながらない。そろそろあの豪快なマクリが復活してもいいのだが…。
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