おすすめ注目レース

2011年7月14日   赤レンガ記念 (門別競馬)  

門別競馬   第11レース   新天地で素質開花リアライズトロイカに期待
対馬 大樹

【結論】
今年の古馬中距離重賞を2連勝しているクラキンコは不在だが、それでも好メンバーが揃い、フルゲート14頭となった。中でも注目したいのは星雲賞2着のリアライズトロイカ。前々走で初勝利を挙げたばかりで、いきなり重賞に挑戦してクラキンコの2着(0秒1差)は立派。中央では勝てなかったが、新天地で見事に素質開花。今の勢いなら重賞初制覇も十分。ダイワルビアは期待されながらも、転入緒戦、2戦目と力を出し切れなかったが、前々走、前走と58キロでオープン特別を連勝。漸く軌道に乗った感じ。中央準オープンの実績も光るし、57キロならチャンス。馬体が絞れていれば良血ゲイルバニヤンの巻き返しも可能だろう。転入緒戦が好内容だったシンワラヴ、素質秘めるリフレックス、この距離で10勝を挙げているタグハンターも侮れない。

【詳細解説】
リアライズトロイカの前走(星雲賞)は、最後の最後でクラキンコに力で捩じ伏せられてしまったが、前々走で初勝利を挙げたばかりの馬がいきなり重賞2着。力なくしてはできぬ芸当。今回は3キロ増の57キロだが、大型馬だけに斤量泣きはしないだろう。同型を捌いて自分の競馬ができれば再度好勝負に。

ダイワルビアは転入緒戦、2戦目と力を出し切れなかったが、前々走、前走と58キロでオープン特別勝ち。前走は直線で56キロのシンワラヴとの追い比べを制した。シンワと2キロ差があってあの強さ。もう本物と見ていい。完全に軌道に乗ったし、57キロの今回は斤量面でも有利。強敵クラキンコ不在なら重賞初制覇のチャンス。

ゲイルバニヤンの前走は出遅れもあったが、緒戦から12キロ増と馬体も重目。勝ったダイワルビアに1秒6差の5着だったが、あれがこの馬の実力でないことはいうまでもない。牧場でしっかり乗り込まれてきたし、今回は馬体も絞れているはず。中央時代は4勝を挙げオープンでも活躍。緒戦の内容からも巻き返しは十分。

シンワラヴは中央1000万下から転入。緒戦からオープンの一線級が相手だったが、先手が取れて自分の競馬に持ち込むと直線でも食い下がってアワヤのシーン。最後はダイワルビアの決め手に屈したが、実力馬ショウリダバンザイに4馬身差をつけた内容は高く評価できる。まだ上積みが見込めるし、重賞でも注目。

リフレックスの前走は道中折り合いを欠いた分、直線で伸び切れなかったが、それでも3着と崩れなかったところはこの馬の地力。転入後2戦の内容を見ても、オープンでも十分やれるメドが立ったし、重賞でもその評価は変わらないだろう。この中間も乗り込みは十分。いい状態に仕上がったし、ここでも圏内争いへ。

タグハンターの前走(星雲賞)は距離がちょっと長く、最後伸び切れなかったところがあったが、今回は全12勝中、10勝を挙げている1800メートル。条件はベストといえる。斤量も前走58キロから、今回57キロと軽くなった。3走前に今回有力視されているダイワルビアを負かしているだけに、軽視はできない。

おすすめ買い目

馬単 9→12 12→9 9→8 8→9 9→10 10→9 9→2 9→3

 

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