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2011年7月 1日   サマーカップ(SP3) (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   元中央オープン馬にトウホクビジンがどこまで抵抗できるか
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu07.jpg他地区馬やエーシンアクセランの回避でトウホクビジンが俄然、注目を集めるところだったが、そのため中央オープンに在籍していたエーシンクールディが回ってくることになり、かえって苦しくなってしまったかもしれない。ほかではエイシンアマデウスゼンノモナルカリリーレインボーの変わり身。これらが走らなかった場合のマイネルリチャード

トウホクビジンは4月の1900mの東海クラウンで、マルヨフェニックス、ラブミーチャンに次ぐ存在といわれるエーシンアクセランを差し切った。そして前走、1400mでもアクセランの機先を制してそのまま押し切っている。かねてからそういうところはあったが、地元馬同士なら結構やる馬だ。前哨戦を勝ったことで久々の重賞制覇も現実味を帯びてきたところに、強そうな転入新馬の出現。風向きが悪くなってしまった感じがしないでもないが、今は調子のいい時。そしてこれまでダートグレードなんかでも時折、激走する場面のあった馬でもある。決してノーチャンスではないと思うのだが。

エーシンクールディは今年初戦、根岸Sで1秒差の4着。少しあいたが4月、6月のオープン特別でもコンマ差の競馬をしている。そんな中央のオープン馬が当地に転入してきた。この比較が適当かどうかは皆さんの判断にお任せするが、ここに出走の他馬が中央のオープンでそれだけの走りができるかとなると、答えはノーだろう。直前の追い切りも絶好の動きを披露。未勝利、500万勝ちは地方の交流戦でのものだし、そして何と言っても今回は適距離と思われる1400mである。普通に回ってくればおのずと結果がついてくる?

ここ2走は連続3着だが、期待ほど走れていない気がするエイシンアマデウス。800mの初戦より、1400mの2走目の方が物足りなかったところをみると、典型的な短の差し馬なのかもしれない。転入3走目となる今回が正念場となろう。

ゼンノモナルカは気難しさから持てる力を発揮できていないようだ。距離はこれくらいがいいと思うので、まずはまともにスタートを切りたい。

リリーレインボーもまた気難しさがあるようで、前走も伸びそうで伸びなかった。2走目の上積みは多少あるだろうが、気配自体、前走ほどではない?

マイネルリチャードは力量的に明らかに見劣るが、今は自分のぶんだけは走れる状態にある。大敗と隣り合わせの面のある馬が多いだけに、無欲の差しがハマる場合も一考してみては。

 

おすすめ買い目

馬単 3→9 9→3 3→8 8→3 9→8 8→9

 

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