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2011年6月29日 神戸ビーフ特別 (園田競馬) ツイート
園田競馬 第10レース 不振脱したハイパーフォルテ連勝へ
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋
今回はハイパーフォルテに注目。今年1月のA2戦を勝利して以降、不振が続いていた昨年の兵庫ダービー馬。勝負所での反応が遅いために、直線で伸びてきてもなかなか詰め切れないといった内容が続いていたが、3走前から前で競馬をさせるスタイルへ変更。その脚質転換が徐々に実を結び、前走で漸く古馬混合オープン戦初勝利を収めた。今回はその前走とほぼ一緒の顔触れ。となれば当然期待値も高くなる。連勝濃厚と見る。グランダムジャパン古馬シーズン参戦を表明しているエーシンブイムードとゴールドピアースも今回は負けられない一戦。というのも昨年同シーズン覇者キーポケットに加え、3歳シーズンを制覇したマンボビーンの参戦表明により園田遠征枠が益々狭き門に。他場へのアピールという点でも大事なレースだ。他では兵庫大賞典3着のキヨミラクル、展開次第でシャムシールやツルマルホクトの浮上も。
ハイパーフォルテ…意識的に前で競馬させるようになってからは内容も安定。スパッと切れるタイプではないので今の競馬が一番合っているように思える。休養明けから細身に映っていた馬体も、最近は数字以上に実が入ってきた雰囲気があり、ここに来て漸く状態自体も良化してきたように感じる。この中間も入念な調整が行われており、22日には前走以上の好時計をマーク。連勝に向け盤石の構えだ。
エーシンブイムード…A1緒戦の前走は2着とクラスの壁に打ち返された格好となったが、負けた相手が実力馬アルドラゴンだけに、この結果は仕方ないと言えるだろう。先週23日に行われた重賞・園田FCスプリントを圧勝したミナミノヒリュウを前々走で子供扱いにしたほどの力を持っており、そこから考えても地力上位は明白。スタートさえ五分に決まればアッサリ突き抜けても不思議はない。
ゴールドピアース…久々の自己条件戦だった前走は、スタートから積極的にハナを奪うと、ゴール前まで際どく粘り、時計差無しの2着と好走。馬場の恩恵があったにせよ、終始息の入れづらい展開の中での粘り込みだけに十分評価できる。今回騎乗の木村騎手とは、今年2月に福山牝馬特別を制したコンビ。心強い味方を背に迎え、前走の逆転を狙う。
キヨミラクル…実績だけで言えばここでも上位である事は間違いないのだが、前走辺りから暑気が入ってきているようで、その影響からなのか、前走はスタートから押して行ったにもかかわらず番手に取り付くのがやっとの状態だった。スンナリとハナに立てれば一変も有り得そうだが、今回も前走とほぼ同じメンバー構成だけに評価は上げづらい。
シャムシール…A1昇級後から不振が続いているが、前走も4着ながら勝ち馬とはコンマ3秒差と、内容は徐々に詰めてきている。その前走も仕掛けてから一瞬はいい反応を見せており、脚の使い所さえうまくハマれば上位進出も可能に思える。
ツルマルホクト…近走は状態がなかなか整わず、思い切った調整が出来ていない。故にここでの大きな上積みとなると疑問もあるが、前走に関しては4コーナーで前がカベになり、まともな競馬ができていなかったのも事実。まだ軽視はできない。
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