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2011年6月29日   帝王賞 (大井競馬)  

大井競馬   第11レース   わが道を行くスマートファルコン
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

ooi22.jpg【中央所属馬の評価】
昨年のJBCクラシックを逃げ切り、自身初のGI制覇を飾って以来快進撃が続くスマートファルコン。続く浦和記念も逃げ切って臨んだ、昨年暮れの東京大賞典は、2分0秒4の日本レコードで圧勝した。休養後、今季初戦のダイオライト記念も2着に8馬身差の圧勝。帝王賞初制覇濃厚。

ダートGI5勝のエスポワールシチーも侮れないが、ブリーダーズカップクラシックから帰国後に臨んだ名古屋大賞典をレコード勝ち。続く前走のかしわ記念は、左回りマイルの適条件にも関わらず出遅れ3着。大分良くなってきたとは言え、一昨年から昨年春のピークにまだ足りないか。もちろん実績ではスマートファルコンを凌ぐだけに、軽視はできないだろう。

バーディバーディは充実の4歳馬だが、今ひとつ勝ち味に遅く、ジャパンカップダート4着(0.2秒差)、東京大賞典3着(1秒差)、フェブラリーステークス3着(0.2秒差)とあと一歩及ばないのが現状だ。スマートファルコンエスポワールシチーの一角崩しとなるとこの馬に期待が掛かるものの、まだ差は大きい。

9歳馬フィールドルージュは2008年の川崎記念勝ち馬。それから3年で完走できたのが2レースというのが現状だけに、今回も無事完走することが目標だ。

【地方所属馬の評価】
GI馬マグニフィカは、先週の京成盃グランドマイラーズ7着から連闘で臨む。昨年のジャパンダートダービーを制したものの、以降5戦はいずれも5着以下。スマートファルコンも居るので逃げも打ちづらい。見せ場ぐらいは。

実績ならこちらもGI馬ボンネビルレコードだが、今年9歳。2008年の日本テレビ盃以来、21戦勝ち星から遠ざかっている。前(スマートファルコン)が止まるような流れは望みづらいが、終いに賭ければ着はある。

シーズザゴールドは昨年の羽田盃でマカニビスティーを破る勝利を挙げている。以降6戦勝ち星ないが、今年に入って上向いてきた。切れる脚はない馬だけに、前目で追走しながら最後は我慢か。

タートルベイは金沢から転入後勝ち星こそないが、金盃2着、大井記念5着と通用の片鱗は見せている。元々JRA5勝馬。折り合いに難あるが、速い流れになれば、むしろ追走しやすいかもしれない。

以下は苦戦だろう。ナリタブラックはこれが89戦目となる9歳馬でどうか。イーグルビスティーは大井在籍時はB2の馬で。エーシンエヴァンもダートグレードは川崎記念の11頭立て8着が最高位。

【解説者の予想】
JBCクラシック、浦和記念、東京大賞典、ダイオライト記念と中距離のJpn1、Jpn24連勝中のスマートファルコンは今が絶頂期で死角も見当たらない。特に昨年暮れの東京大賞典のパフォーマンスは驚異的。ここも自分の競馬に徹するだけ。

本来ならエスポワールシチーとの一騎打ちを期待したいところだが、こちらは出遅れたとはいえ、かしわ記念3着に不満。ピーク時に比べると若干低調も、やはり逆転の可能性となるとこの馬しかいない。

割って入るとなるとバーディバーディ。東京大賞典、フェブラリーステークス3・3着なら2強に食い込む可能性は十分ある。
以下は3着候補まで。

スマートファルコン
エスポワールシチー
バーディバーディ
シーズザゴールド
マグニフィカ
ボンネビルレコード

おすすめ買い目

馬単 6→11 11→6 6→1

 

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