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2011年6月26日   柏林賞 (帯広競馬)  

帯広競馬   第11レース   ミスタートカチの押し切りに期待
生駒 有輝夫

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勝ち切れないが安定した内容を続けているミスタートカチ。4歳限定戦となるここなら力は上位だし、持ち前のスピードと登坂力で押し切れる。障害巧者レットダイヤ、地力強化が目立つトレジャーハンターらが相手も、実績上位テンマデトドケも無視はできない。あと、ツジノコウフクヒメファーストスターらに注意。

ミスタートカチは勝ち切れないレースが続いているが、常に障害はひと腰でまとめているし、強豪相手にも安定した内容。この世代のダービー馬だけに、4歳限定戦となるここなら力は上位の存在。末に甘さはあるが、馬場が軽くなるここなら踏ん張りも増してくるし、我慢も利くはず。中間の動きも良く、仕上がりに関しては心配なし。持ち前のスピードと登坂力を発揮して押し切りも狙える。

レットダイヤはここ2戦④⑥着も、厳しい展開だったことを考えればよく踏ん張った。結果は出せなかったが、決して内容は悪くなかった。限定戦となるが、ライラック賞で2着があるように、この中に入ってもヒケを取らない力を持っている。上の馬とハンデ差がある690キロの荷物なら、互角以上にやれるはず。登坂力も上位のものを持っており、前残りが狙える。

トレジャーハンターは前走は道中でジックリと息を入れて追走して行き、障害に重点を置いたレースぶり。結果は5着も、ここに向けていい内容だった。今季は4歳限定戦条件で行われたすずらん賞、ライラック賞をともに制しており、地力強化が目立つ一頭。切れ味で勝負するタイプの馬だけに、馬場が軽くなるのは好材料だし、710キロの荷物でも大きく崩れる心配はない。好調を維持しており、重賞制覇も十分。

テンマデトドケは取消明けとなるが、この中間の動きは悪くないし、力を出せる状態にはある。道中で息を入れて追走したとはいえ、前走は障害をキッチリとひと腰でまとめていたし、復調を感じさせる内容。4歳限定戦となるここなら力は上位のものを持っているだけに、あとはトップ斤量の720キロを克服できるかどうか。ハンデ差さえ克服できれば、チャンスがある。

ツジノコウフクヒメは前走はゴール前で甘くなってしまい3着と敗れたが、同型が揃っていた中で、キッチリと障害はひと腰でまとめていたし、上々のレースぶり。今回は重賞となり、斤量が増量されるが、障害は安定している馬だけに、660キロの荷物にも対応できるはず。上の馬と最大で60キロのハンデ差は魅力十分。この条件ならこの中に入ってもヒケを取らないレースができる。

ファーストスターは近2走ともに7着とひと息の結果が続いているが、テンに置かれる面があるこの馬には流れが速くなってしまいスムーズなレースができなかった。厳しい展開の中でも、キッチリと障害はひと腰でまとめており、結果ほど内容は悪くない。重賞となるし、極端に流れが速くなることはない。追走でさえ手間取らなければこの中に入っても差のないレースが可能。

おすすめ買い目

馬単 6→5 6→2 6→10 6→9 6→3 5→6 2→6

 

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