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2011年6月19日   一條記念みちのく大賞典(ネオユニヴァース (盛岡競馬)  

盛岡競馬   第10レース   ここはあくまで通過点ロックハンドスター
岩手ケイシュウニュース 宮崎智正

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本日のメインレースは岩手古馬最強決定戦、重勝「みちのく大賞典」(3歳上、ダート2000m)。マーキュリーカップが目標のロックハンドスターにとって、ここは通過点。地元を制して全国に挑む。包囲網を形成するのは、前走快勝し走りの微調整が完了したコアレスレーサー、前走内容が良かったマイネルプロートス、距離こなせるリュウノキングダム、動きの鋭さに磨きがかかるワイルドキャット、好調持続のコールドマインあたり。ロックハンドスターに死角があるのか…。注目の一戦だ。

ロックハンドスター…コスモバルク記念は休養明けに加えて、長距離輸送の影響があったのは否定できない。遠征後はしっかりと追い切りを重ね、前走よりも状態がアップしているのは確か。盛岡はダイヤモンドカップ、不来方賞で完勝していて回り、距離ともに問題なし。地元同士の戦いなら負けられない。

コアレスレーサー…今季開幕戦のあすなろ賞では勝負どころよりも早めに先頭に押し出され、各馬の標的になっていしまったが、前走では最初から逃げに転じて後続を寄せ付けず圧勝。きっちりと走りを修正してきての勝利は地力の成せる業といえよう。2000mも昨年のマーキュリーカップで岩手最先着の4着に健闘していて問題なし。勢いで突破を図る。

マイネルプロートス…あすなろ賞では4コーナーから直線の立ち上がりで一瞬のスキを突き最内から脚を伸ばして快勝、なかなかの強さを見せた。その後、激走の反動か疲れを見せたが、今週までには回復し、追い切り後には変わり身まで見せている。前走以上の走りが期待できそうだ。

リュウノキングダム…早池峰賞を追い込んで快勝し、距離の短長にしっかり対応できる万能性は大きな魅力。この距離も2年前のみちのく大賞典で2着しているし、さらに、2500mの北上川大賞典では優勝していて全く苦にしない。ここも好勝負が可能に。

ワイルドキャット…休養明けでかつ、転入初戦だった前走を積極的な走りでタイム差なしの2着に好走。さすが南関東の準重賞で2、3着の実績を作っただけのことはある。この中間では、さらに鋭さが増した印象だけに、初距離が克服できればアッサリの可能性も否定できない。

ゴールドマイン…本来、流れが忙しくなる展開があまり得意ではないタイプだが、前走の早池峰賞では直線で一旦先頭に立つなど、見せ場たっぷりの走りであわやの3着。調子の良さが結果につながったようだ。2000mはマーキュリーカップ時に惨敗となったが、その時は強力な中央勢相手で忙しい展開になり参考外。ここではうまく折り合いがつけば好勝負が可能になる。

おすすめ買い目

馬単 9→11 9→1 9→10 9→8 9→6

 

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